ポルトガルリーグ第18節が日本時間1月30日~2月2日に各地で開催。今節の見どころを紹介する。
17試合3勝4分け10敗で降格圏の17位に沈むマリティモと、17試合12勝3分け2敗で3位につけるポルトによる対照的な一戦。とはいえ、マリティモは開幕から第8節までの全敗が響いての低迷となっており、ここ9試合は3勝4分け2敗と調子を大きく上向けている。勝利した3試合はいずれも1-0での勝利であり、ポルトとの一戦でも耐え忍びつつワンチャンスをものにする展開を目論んできそうだ。対するポルトは勝ち点差が首位ベンフィカと「5」、2位ブラガと「1」となっているが、失点数はリーグ最少。試合を支配しながら、マリティモに希望を与えないまま先制点を奪取できるかどうかがポイントとなる。
4位スポルティング(勝ち点32)と2位ブラガ(勝ち点40)による上位対決。優勝を目指すスポルティングにとっては決して良いシーズンとはなっていないが、前節は2-1でヴィゼラを下して3試合ぶりとなる新年初白星を飾った。また、その試合にはカタール・ワールドカップ(W杯)に状態が心配されていた守田英正が後半から出場して復帰。その後のリーグカップでも先発して終盤までプレーしており、問題ない様子を見せたことはこの上位対決に向けて朗報となった。5連勝中と絶好調のブラガとの一戦でも中盤をコントロールし、さらなる上位浮上に向けて重要な勝ち点3をもたらすことはできるのだろうか。
頭一つ抜け出す形で首位を走るベンフィカが、6位につけるアロウカと対戦。アロウカは得点力を目立たせているチームであり、前節ポルティモネンセ戦ではリーグベストのセーブ率をたたき出していたGK中村航輔の守るゴールを4度奪い、爆発力を見せつけた。とはいえ、ベンフィカもここまで17試合を戦ってわずか1敗のみ、得点数もリーグ最多と並外れたシーズンを過ごしている。派手な展開となることも予想されるが、主導権を握るであろうベンフィカがどうアロウカのカウンターの芽を摘むかは、一つのポイントとなりそうだ。
※すべて日本時間
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