レアル・マドリードは22日にラ・リーガ第33節、敵地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのヘタフェ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、ヘタフェのインテンシティーの高いプレーに対して警戒感を表している。
「ヘタフェのフットボールがとても激しく、また組織がしっかりしていることは誰もが知っている。シーズン終盤になり、試合の重要性はさらに増しているし、とても厳しい戦いになるだろうね」
チャンピオンズリーグ準々決勝でアーセナルに敗退したことで、今季が“失敗のシーズン”になることが濃厚とも言われるレアル・マドリード。その要因に挙げられるのがFWキリアン・エンバペ、FWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、MFジュード・ベリンガムの“クアトロ・ファンタスティコス(ファンタスティク4)”の併用に攻守のバランスの崩壊だ。
「私は彼らの併用が問題だとは思っていない。今季の私たちは重要な選手たちを失い、またプレーアイデアを少しだけ変更して、バランスを見つけるのに苦労を強いられている。このシーズン最後の直線にバランスを発見できるか見てみよう。そうできれば、勝利を収めることができる」
アンチェロッティ監督はまた、自身の進退がラ・リーガ、コパ・デル・レイの2タイトル次第かを問われて、こう返答している。
「君たちは現段階でどういった結論を導いたと言うんだ? フットボールではあらゆる可能性があるよ」
「リベンジのために来季もチームを率いることを望むかって? 私は誰にも、何にもリベンジをしたいと思っていない。私はレアル・マドリーのベンチが大好きで、この日々ができる限り長く続いてくれればと思っている。もし、いつの日か終わるならば、このクラブに対して帽子を脱ぎ、感謝を言う。それだけだよ」
選手と友好的な関係を築いてモチベーションを上げる指導者として知られるアンチェロッティ監督。厳しく接しないことで、一部選手たちの増長を促しなたことは否定した。
「チームがうまく行っていないときにはいつも、選手たちとの距離があまりにも近過ぎると言われる。しかし、私には私のやり方があるんだよ。今季は何度も怒ったりしたが、それでも厳しく接していたというわけではない。重要なのは互いに敬意を持つことなんだ」
「繰り返すが、選手とだって日々の生活でそうしているように接しなくてはいけない。私は誰からもきつく当たられたことはない。母親にも監督にも教師からも……。鞭を振るえと言われても、私にはできない。それならば、違う監督と契約をすればいいさ。そんなのは私のやり方ではないんだよ」
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