“レコードブレーカー”エンバペ、ディ・ステファノ超え…新たに達成した71年ぶり記録とは？

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・エンバペが71年ぶりとなる記録を達成した。

レアル・マドリーは15日に行われたラ・リーガ第36節でマジョルカをホームに迎え、2-1で勝利した。この試合で先発したエンバペは0-1のビハインドで迎えた68分にボックス左で縦パスを受けると、DF2選手をはずしてニアサイドにシュートを突き刺し、今季のラ・リーガで28得点目をマークした。

ラ・リーガの得点ランキングでも2位のロベルト・レヴァンドフスキに3ゴール差をつけたエンバペ。『Opta』によれば、レアル・マドリーの選手として初年度にラ・リーガで28得点をマークした初の選手で、クラブ記録を樹立した。これまでの記録は、サッカー界の伝説的選手であるアルフレド・ディ・ステファノが1953-54シーズンに記録した27得点だった。

また、エンバペの今季の公式戦スタッツは、54試合出場で40得点に。前節のバルセロナとのエル・クラシコでハットトリックを達成したエンバペはすでに、1992-93シーズンに元チリ代表FWのイヴァン・サモラーノ氏がマークした37ゴールを上回り、レアル・マドリー1年目の選手における最多得点記録も更新していた。