【国内サッカー・Jリーグ ニュース】湘南ベルマーレDF大岩一貴がレノファ山口FCに完全移籍。
レノファ山口FCは29日、湘南ベルマーレからDF大岩一貴の完全移籍加入を発表した。
大岩は中央大学を卒業後、ジェフユナイテッド千葉やベガルタ仙台を渡り歩き、2020年から湘南へ。今季こそJ1リーグで15試合の出場に終わったが、湘南では通算156試合の出場数を積み上げている。
6シーズンを過ごした湘南に別れを告げ、新天地へと向かう36歳DFは感謝と別れの言葉を伝えた。
「今シーズンも、最後まで熱い応援を本当にありがとうございました。どんな状況でも背中を押し続けてくださったにもかかわらず、J2降格という結果になってしまい、とても悔しく、そして申し訳ない気持ちでいっぱいです」
「この度、レノファ山口FCへ移籍することになりました。僕はいつからか、『できることならば、J1で戦う湘南ベルマーレで引退するんだ』、そんな決意を持ってプレーしてきました。その覚悟を持って戦ってきたからこそ、この結果を迎えてしまったことが、本当に悔しいです」
「6年間、たくさんの勝利を皆さんと分かち合えたとは言えないかもしれません。残留争いをしなければいけないシーズンが多かったのですが、毎年肌寒くなる9月の末頃から12月にかけて、皆さんと共に必死に戦い、勝利のダンスを踊り心から喜び合ったあの時間は、僕にとって一生忘れることのない宝物であり、大きな財産です。共に戦い、たくさん支え、助けてもらった、湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに心から感謝しています」
「本当に、本当に、本当にありがとうございました!! また会いましょう!」
また、新天地では次のようにコメントしている。
「湘南ベルマーレから移籍してきました、大岩一貴です。一年半でのJ2復帰という目標に向けて、必要としてくれたこのチームに、心から感謝しています。まずはプレーでチームを引っ張り、皆さまに認めてもらえるよう全力を尽くします」
「そしてそれに加えて、これまで積み重ねてきた経験を生かし、チームに少しでも良い影響を与えられるよう、すべてをかけて戦っていきたいと思います。一試合でも多く、皆さまと勝利の喜びを分かち合えるよう頑張ります。よろしくお願いします!」