チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でレアル・マドリードはミュンヘンで3-4と敗れ、2試合合計6-4で敗退。直後、ペレス会長がロッカールームで選手に語りかけた。まず奮闘を称えたが、すぐに失望を露わにした。 「今日の皆さんの努力には感謝しているが、今シーズンは誰もが失望する結果だった」と選手やスタッフに語りかけたという。短い会合の間、彼は厳しい表情を崩さなかった。「レアル・マドリードの選手としての責任は皆さんも承知のはずだ。我々はレアル・マドリードである以上、タイトルを獲得できないシーズンは失敗であり、2シーズン連続でタイトルを逃すことは許されない。」
同報道によると、今夏高額で獲得した新戦力の貢献度が低く、クラブ首脳陣は懸念を深めている。 レアル・マドリードは主力4人(トレント・アレクサンダー=アーノルド、フランチェスコ・マスタンツォーノ、アルバロ・カレラス、ディーン・ホイセン)に約1億8000万ユーロを投資した。しかしミュンヘンでの大一番ではイングランド代表SBアレクサンダー=アーノルドのみが先発。マスタンツォーノはロスタイムに途中出場しただけで、カレラスとホイセンは出場機会なし。補強策への疑問が募る。
さらに、6000万ユーロで獲得したブラジルの若手ストライカー、エンドリックが1月にリヨンへレンタルされたことも不満だ。
現時点でアルバロ・アルベロアが監督を務めているが、長期政権の可能性は低い。ペレス会長は今シーズン限りで交代する方針で、後任探しまでの“つなぎ”とみられている。
今季はシャビ・アロンソとアルベロアが監督を分担したが、タイトル争いに復帰できなかった。ペレス会長は、チャンピオンズリーグでスペイン人選手を一人も先発起用しなかったことを受け、クラブのアイデンティティ欠如を指摘した。
ロッカールームを去る前、ペレス会長はラ・リーガ残り6試合について選手たちに最後の通告をした。5月10日、カンプ・ノウでの「エル・クラシコ」を控えた会長は、選手たちに「少なくとも尊厳を持って今シーズンを締めくくれ」と求めた。 タイトル獲得が絶望的でも、5月24日の最終節までプロとしてクラブの基準を守れと強調した。
「レアル・マドリードの選手であることは特権だ。誰もがこのユニフォームを着たいと願っている。だが、責任も伴う。その責任を果たしていない者が多すぎる」と語った。現在、レアルは首位バルサに9ポイント差で、次戦はホームでアラベスと対戦する。