レアル・マドリーは18日のラ・リーガ第37節でセビージャのホームに乗り込み、2-0で勝利。9人で戦うセビージャを相手に苦しんだが、キリアン・エンバペとジュード・ベリンガムのゴールで勝ち切った。
12分、48分とセビージャに退場者が出たにもかかわらず、なかなかゴールを割れずのレアル・マドリーだったが、75分にエンバペの右足ミドルで先制。続く87分にビクトル・ムニョスのクロスをゴンサロ・ガルシアが頭で折り返し、ベリンガムが追加点を奪取した。
バルセロナの優勝が決まったとあって、モチベーションの置きどころが難しい一戦だったレアル・マドリーだが、これでリーグ2連勝。ホームで行われる最終節を連勝で迎える運びとなっている。
GOALではこの一戦に出場したレアル・マドリーの選手、そして監督を採点する。
アンドリー・ルニン(7/10)
特に目立ったプレーなし。クロスを適切に処理できず、PK判定でもおかしくないシーンも。
フェデリコ・バルベルデ(7/10)
右サイドバックで安定したプレー。シュートがゴールライン際でクリアされる場面も。
ハコボ・ラモン(6/10)
静かな午後となるなかで、守備陣の一角として落ち着たプレーぶり。
ヘスス・パジェホ(6/10)
不安定なプレーもあったが、1時間以上にわたってうまく立ち回った。
フラン・ガルシア(7/10)
足をフルに使って幾度か好タックルも。現時点ではチーム内でベストの左サイドバックか。
オーレリアン・チュアメニ(7/10)
中盤で規律正しいパフォーマンス。タックルもよく、ボールを動かし続けた。
ルカ・モドリッチ(5/10)
疲れを感じさせる出来。新契約の噂話が浮かぶが、それに説得力をもたせるものとはならず。
ジュード・ベリンガム(6/10)
波のある出来に。それでも、最後はゴールを決めて勝利を決定づける働きをした。
アルダ・ギュレル(7/10)
何度かシュートを阻まれてしまったが、巧みなパスも。長期的にも右サイドのオプションとしてはベストか。
エンドリッキ(6/10)
試合展開が開かれた状態になると相手にとって脅威となり、カウンターでも存在感。ただ、規律のある相手には苦しむ。
キリアン・エンバペ(8/10)
この試合で最も脅威に。空砲が続いたが、ゴールの匂いは常にあり、実際にこじ開けた。
ビクトル・ムニョス(6/10)
レアル・マドリー追加点の起点に。
ゴンサロ・ガルシア(6/10)
ベリンガムへのアシストで素晴らしいカメオ出演に。
ルーカス・バスケス(N/A)
インパクトを残せるほどの時間なし。
ダニ・セバージョス(N/A)
こちらもインパクトを残せるほどの時間がなかった。
カルロ・アンチェロッティ(6/10)
特に褒めるところも不満に思うところもなし。綺麗ではなかったが、結果を出した。今大事なのは面目を保って勝つこと。