【欧州・海外サッカー ニュース】アトレティコ対バルセロナ、G・マルティンの処分はイエローとレッドのどちらが妥当?
4日のラ・リーガ第30節アトレティコ・マドリー対バルセロナ(1-2)の物議を醸した退場取り消しについて、スペイン人元審判イトゥラルデ・ゴンサレス主審は取り消す必要はなかったとの見解を示している。
物議を醸したのは50分の場面。DFジェラール・マルティンが球際の争いでMFチアゴ・アルマダの足を踏みつけ、ブスケツ・フェレール主審はレッドカードを提示。しかしVAR介入後、ボールに蹴ってからアルマダと接触していたとして、退場を取り消している。
この件についてイトゥラルデ・ゴンサレス主審は、問題となるのは足を踏みつけた強さとの見解を示す。スペインのラジオ局『カデナ・セール』で、次のように語った。
「ジェラール・マルティンはボールをクリアし、その後チアゴ。あるまだの足首を踏みつけた。ブスケツ・フェレールは一発レッドとしたが、VAR介入後にイエローカードに変更している。こういった場面における基準としては、足の動きを止められず違う場所へずらせないときには、動きの強さがカードの色を決定づける」
「イエローカードという選択もあるのだろうが、私にしてみればレッドカードが妥当だ。あの場面では過剰な力が出ており、相手選手の足首が捻れてしまっているからね」
「選手はそのアクションに伴うリスクというものを考慮しなければならない。今回のケースについては、アルマダが深刻な負傷に苦しむ可能性があった」
なお今年2月に行われたベティス対ラージョでも、今回とほぼ同じような場面があったが退場者は出ず。しかしスペインの審判技術委員会CTAはその後、「明らかに負傷のリスクがある暴力的な形で相手に足が当たっている。双方とも同じ条件下でボールへ向かう球際の争いであり、どちらが先にボールに触れたかに関係なく、レッドカードを提示すべき深刻な反則行為である」と、退場処分が妥当と結論づけていた。アトレティコはそのCTAの結論を踏まえて、今回の退場処分について抗議を行っている。