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アル・ヒラルがマンチェスター・シティとの激闘を制しベスト8進出

FIFA

マンチェスター・シティ 3-4 アル・ヒラル

マンチェスター・シティの得点者: ベルナルド・シウバ(9分)、アーリング・ハーランド(55分)、フィル・フォーデン(104分)
アル・ヒラルの得点者: マルコス・レオナルド(46分、112分)、マルコム(52分)、カリドゥ・クリバリ(94分)

欧州の強豪・マンチェスター・シティと元アジア王者アル・ヒラルの一戦は、クラブワールドカップ史に残る壮絶な7ゴールゲームとなった。

延長までもつれたこの試合は、延長後半にマルコス・レオナルドの劇的ゴールが決勝点となり、アル・ヒラルが4-3で勝利。準々決勝進出を果たし、次戦ではブラジルのフルミネンセと対戦する。


序盤から激しい攻防、両チームが点を奪い合う

ベスト8を目指す両クラブの一戦は、開始早々に動いた。9分、シティはこぼれ球に反応したベルナルド・シウバが丁寧に押し込み、幸先よく先制。その後も攻勢を強め、サヴィーニョが決定機を迎えたが、ヤシン・ブヌの魂のこもったビッグセーブに阻まれた。

前半を1-0で終えた試合は、後半開始直後から様相を一変させる。46分、アル・ヒラルのマルコス・レオナルドが鋭い一撃で同点ゴールを叩き込み、52分にはマルコムが右足で流し込んで逆転。わずか6分間で試合を大きくひっくり返す展開となった。

だが、シティもすぐさま反撃。55分、ハーランドがCKからのこぼれ球を押し込み、2-2の同点に。試合は再び振り出しに戻り、両チームの激しい攻防が続いた。

その後、マルコムがエリア内で倒されPKの判定が下ったが、VARによって直前のオフサイドが確認され、ノーファウルに変更。スタジアム全体が息を呑むような瞬間となった。

後半終了間際には、シティが怒涛の攻撃を展開。ハーランドがゴール目前まで迫ったが、DFアリ・ラジャミがゴールライン上でオーバーヘッド気味のクリアを見せ、逆転を阻止した。

そして迎えた延長戦。94分、アル・ヒラルはコーナーキックのチャンスから、カリドゥ・クリバリが一段高い打点でヘディングを叩き込み、再びリードを奪う。だが、104分には途中出場のフィル・フォーデンが巧みなコントロールから同点弾を挙げ、試合はまたしても振り出しに戻った。

勝負を決めたのは“11番”マルコス・レオナルド

延長後半、PK戦突入かと思われた112分、試合はついに決着を迎えた。

ミリンコビッチ=サビッチのヘディングをGKエデルソンが弾いたこぼれ球に、最後まで走り込んだのはマルコス・レオナルド。身体ごと押し込むような渾身の一撃がネットを揺らし、スタジアムに衝撃を与えた。

アル・ヒラルはこの勝利でクラブワールドカップ準々決勝進出を決定。シモーネ・インザーギ監督率いるチームは、次戦でフルミネンセと対戦する。準決勝進出を懸けた一戦は、7月5日、再びオーランドで行われる予定だ。


ミケロブ・ウルトラ ベストプレイヤー賞

マルコス・レオナルド(アル・ヒラル)


コメント

「世界最高のクラブのひとつとの対戦になることは分かっていましたし、自分たちのアイデアや才能、そして力を示したいという気持ちで臨みました。非常に良い試合ができましたし、訪れたチャンスをしっかり生かせたと思います。だからこそ、この結果を誇りに思っています。アル・ヒラルにはこの舞台に立つ力と才能がある。そのことを、強いメンタリティとともに示すことができたと思います」

アル・ヒラルDFカリドゥ・クリバリ

「この2か月、個人的にはとても厳しい時間を過ごしていました。母が70日間ICUに入っていたんです。今は無事に回復してくれて、本当に神様に感謝しています。今日の2ゴールを決めたとき、まず思い浮かんだのは母のことでした。彼女はこの試合を観てくれていたんです。家族のことを考えなければいけません。僕たちにとって何よりも味方で、支えてくれる存在です。彼女たちが見守ってくれていなければ、僕は今日ここにはいなかったでしょう」
アル・ヒラルFWマルコス・レオナルド


スタッツ

  • マンチェスター・シティは今大会の全4試合で、開始10分以内に得点を記録している。得点者は、フィル・フォーデン(2分)、イルカイ・ギュンドアン(8分)、ジェレミー・ドク(9分)、ベルナルド・シウバ(9分)。
  • アーリング・ハーランドは、今大会で4つのゴール関与(得点またはアシスト)を記録。これは、FCバイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーセ(5)に次ぐ数字である。
  • アル・ヒラルは、FIFA主催のクラブ大会において、アジア勢が欧州勢に対して続けていた20試合未勝利という記録をついに止めた。


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