チェルシー得点者: コール・パーマー(22分、30分)、ジョアン・ペドロ(43分)
準決勝でフルミネンセFCを破ったチェルシーFCと、レアル・マドリーに勝利したパリ・サンジェルマンが決勝で激突。ニューヨークのメットライフ・スタジアムで開催された一戦は、前半に3つのゴールを奪ったチェルシーが快勝を収め、初代クラブワールドカップ王者となった。
90分間を通して激しい攻防が見られた。テンポよく試合に入ったのはチェルシーだ。前線からのプレッシングで相手のボールを奪って保持率を高めていくと、8分にはゴール前でコール・パーマーがフリーでシュート。わずかにゴール左へと外れたが、惜しい場面を作るに至った。
PSGの反撃は18分だ。少しずつボールを保持して押し込む時間を作り出していくと、ゴール前でパスを受けたデジレ・ドゥエがカットインしながら左足のシュートを狙う。これはロベルト・サンチェスが抑えたが、互いに攻め合うヒリヒリとした立ち上がりとなった。
拮抗した展開の中、22分に試合が動く。右サイドへのロングボールをマロ・ギュストがトラップで対峙したDFと入れ替わると、そのままペナルティーエリア内に侵入。深い切り返しからマイナスのパスを送ると、最後はパーマーが冷静にゴール左へと流し込み、チェルシーが先制点を奪った。
これでチェルシーが勢いに乗る。30分、ウスマン・デンベレのパスを奪ったところからカウンターが発動すると、右サイドを抜け出したパーマーが巧みなフェイントで中央に入りながらシュートコースを作り、ゴール左に流し込んで追加点を奪取。攻撃の手を緩めないチェルシーはさらに43分、パーマーのラストパスからジョアン・ペドロが沈め、3点をリードして後半へと折り返した。
後半はビハインドを追うPSGが攻勢をかける時間が続く。ただ、チェルシーも3点のリードがあるため、安易に飛び出していくことなく冷静にゲームをコントロール。ピンチの場面も守護神サンチェスの好守もあって無失点のまま時間を進めていった。
すると、迎えた84分。互いにファウルが増えていた中、ジョアン・ネヴェスがマルク・ククレジャに対するファウルで退場処分に。PSGはビハインドを追う中で数的不利となってしまった。
結局、試合はこのまま終了。チェルシーが前半の3点をしっかりと守り切り、クラブワールドカップ制覇を決めた。一方、ここまで快進撃を見せていたPSGは決勝で涙を飲むこととなった。
「選手たちに対する言葉がありません。私たちは最初の10分間で試合に勝ちました。私たちはテンポを設定し、私たちがプレーしたい方法を知っていました。今日、私たちはコール(パーマー)のために、攻撃するスペースがより多くあるポジションを見つけました。すべての選手の努力は素晴らしいものでした」
チェルシー監督エンツォ・マレスカ
「素晴らしい気分です。監督が素晴らしいゲームプランを立てました。彼はどこにスペースがあるかを知っており、できるだけ僕を自由にしようとしました。僕はただ彼に恩返しをして、いくつかのゴールを決めるだけでした。彼(エンツォ・マレスカ)は特別なものを築いています。僕たちは正しい方向に向かっていると感じています」
チェルシーMFコール・パーマー
「勝った時だけ良い仕事をするわけではありません。今シーズン、僕たちがしたことは、これまでやったことのないことでした。13年前のパリでは、このようなタイトルを争ったことはありませんでした。もちろん、僕たちはこのトロフィーを家に持ち帰りたかったのですが、それが今シーズン僕たちがしたことを消すわけではありません」
パリ・サンジェルマンDFマルキーニョス
コール・パーマー(チェルシー)