首位ユニオンSGが日本時間20日のベルギーリーグ第28節でシャルルロワとのアウェー戦に臨む。
シャルルロワは前節、5試合ぶりの黒星。ここまでリーグ戦全26試合に出場してきた森岡亮太を負傷で欠いて0-2と敗れた。だが、森岡は15日に練習を再開。ユニオン戦には出場できる見込みだ。
また、守護神であるエルヴェ・クアク・コフィもアフリカネイションズカップで負った脳震盪から回復。出場可否は不明だが、すでに練習には復帰しており、選択肢に含まれることとなりそうだ。
前期のユニオン戦では0-4と今季最大点差での敗戦に。ホームではその雪辱を狙っているはずだ。ここ3試合では2勝と決して調子は悪くないだけに、本拠地で堂々とユニオンを迎え撃つ。
シャルルロワでの4シーズン目を迎えている30歳のプレーメーカーは今季、チームリーダーの一人として開幕から26試合連続先発。前節はケガのために欠場を余儀なくされたが、絶対的な主力であることは明らかだ。ラストパス、セットプレーでのアシスト能力が高く、今季は9アシストを記録。攻撃の指揮者としてタクトを振るう。
前節は順位表で下にいるシント=トロイデンに敗戦。昨年11月以来、11試合ぶりの黒星となった。
また、ファン・デル・ヘイデンが前節に続いて出場停止。シント=トロイデン戦でデビューした町田浩樹だが、PKを献上するなどアピールとはいかず。今節こそ力を示したいところだ。それ以外にもイスマエル・カンドゥス、キャスパー・ニールセンが出場停止で欠場するため、先発メンバーには変化がありそうだ。
3人の主力を出場停止で欠くユニオン。シーズン終盤に差し掛かり、チームとしての真価を問われることとなりそうだ。
負傷による離脱が続いていた三笘薫だが、すでに全体練習に復帰。シャルルロワ戦ではメンバー入りする可能性がありそうだ。もっとも、現地メディアでは先発の可能性は低いとみられており、スーパーサブとしてチャンスをうかがうこととなる。前節、ブレーキのかかったユニオンの起爆剤となれるか注目だ。
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