王者バイエルン・ミュンヘンが2回戦で敗退へと追い込まれ、注目を集めている今シーズンのDFBポカール。3回戦では遠藤航擁するシュトゥットガルトが、ボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦する。4日4時45分キックオフの一戦はどのようなものとなるだろうか。
今季ブンデスリーガ1部復帰1年目ながら、安定した戦いぶりを見せるシュトゥットガルト。年明け最初の5試合で1勝とつまずいたが、直近のマインツ戦では2-0と勝利し、いい状態でポカール3回戦を迎える。
ポカールでは苦戦しながらも、2試合連続1-0と勝利して勝ち上がってきたシュトゥットガルト。ブンデスリーガではボルシアMGの後塵を拝しているが、年明けに行われた直接対決では2-2のドロー。一発勝負であれば、何が起こるかはわからない。
知る人ぞ知る、シラス・ワマンギトゥカも好調を維持しているだけに、パフォーマンスに注目が集まるところだ。
シュトゥットガルトではすでに絶対的な存在となっている遠藤航。今季の全公式戦21試合でいずれもフル出場を記録しており、チームにおいて欠かせない選手となっている。
得点関与こそ2アシストにとどまっているものの、ゴールの起点となっている回数は数知れず。中盤のタイトな守備から攻撃にスイッチを入れるパスで、シュトゥットガルトの縦に速い攻撃を実現させている。
過密日程の中での全試合フルタイム出場により、パフォーマンスの低下も危惧されるが、ポカールの一発勝負だけに、タイトルのためにも気合を入れ直したいところだ。
今季は不安定な戦いが見て取れるボルシアMG。年明けにはバイエルン・ミュンヘン、ドルトムントをいずれも打ち合いで下す地力の強さを見せながら、直近のリーグ戦ではウニオン・ベルリンと1-1に終わるなど、取りこぼしも少なくなく、上位には進出できていない。
一方で、DFBポカールに関しては2試合でいずれも大勝。格下ではあったものの、無失点で計13得点を奪っている。カップ戦で継続しているいい流れを、1部シュトゥットガルト相手にも持ち込みたいところだ。
過密日程からヤン・ゾマーやデニス・ザカリアなど一部の主力選手を休ませる可能性はあるものの、勝利で突破を決めたいところだ。
不安定なチームの中でも、ひときわ一貫したパフォーマンスを続けるのが32歳で主将のシュティンドル。全公式戦27試合に出場し、12ゴール10アシストと圧巻の活躍を見せている。
また、今季のシュトゥットガルトとの直接対決では1ゴール1アシストを記録。いいイメージを持っているだけに、活躍が期待される。
ボルシアMGの攻撃の大半はシュティンドルを経由するだけに、このベテランのパフォーマンスが勝敗の鍵を握る。
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