スペインが日本時間13日のUEFAネーションズリーグのリーグAグループ2第4節でチェコをラ・ロサレーダに迎える。
スペインは前節、スイスと対戦して1-0で勝利。今大会開幕から指摘される決定力の部分ではなかなか改善を見せられていないが、初勝利を挙げてさらなる浮上の兆しを見せた。
これで首位ポルトガルとの勝ち点差は「2」となり、今節含め残り3試合に全勝すれば自力で決勝ラウンドに進むことができる。一方、今節敗戦した場合は残り2試合時点でポルトガルとの勝ち点差が「5」に開く可能性があり、極めて苦しい状況に。第2節では2-2で引き分けた相手だが、今度こそ勝ち切る実力を証明したい。
タフな守備と確かな得点力をベースに勝ち点を重ねるチェコ。コンディションも関係し、ネームバリューほどの差を感じさせない戦いを前回も見せた相手だ。カウンターのリスクも無視し切れない試合ではあるが、仕掛けに持ち味のあるカルロス・ソレールを起点として積極的な姿勢を見せ、矢継ぎ早の攻撃こそが守備にも利することをホームで見せつけたい。
前節は好調のポルトガルと対戦して前半中に2失点を喫する苦しい展開となり、反撃のチャンスをもあったが決め切れずに0-2で敗戦。とはいえ、ここまでの成績は1勝1分け1敗とリーグAでも勝負できることを十分に示している。
とはいえ、順位表においては勝ち点が首位ポルトガルと「3」、2位スペインと「1」離れており、今節敗戦してしまえば一気に苦しくなる。反対に勝利できれば第5節のポルトガルとの直接対決次第で首位浮上も狙えるため、野望に燃えるチームの士気は高い状態だ。
ポジション的には中盤の守備的なタスクも多いものの、万能型MFとしてプレミアリーグでも存在感を発揮し続けるソウチェク。前がかりになることが予想されるスペインの攻撃をつぶし、素早い切り替えから味方への配球、もしくは自ら持ち運んでのシュートで相手のプランを崩しにかかる。
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