セルティックが日本時間21日のスコティッシュリーグカップ準決勝でセント・ジョンストンを本拠地セルティック・パークに迎える。
スコットランドリーグではライバルのレンジャーズに次ぐ2位に甘んじているが、カップ戦では準々決勝でレイス・ローヴァーズに3-0で勝利。複数タイトルに向けて上々の戦いを続けている。
公式戦全体では8試合無敗と好調を維持しているが、代表ウィーク明けのリスタートなるこの一戦で継続性を示すことはできるのだろうか。リーグ戦においては得点数、失点数ともにナンバーワンの数字を記録しており、セント・ジョンストンとの一戦でも力の差を見せつけたい。
日本代表に呼ばれていただけに時差やコンディション面への影響が気がかりだが、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でのプレータイムは43分にとどまった。個人として幸か不幸かは定かでないが、セルティックにとって疲労困憊でない状態でキーマンを起用できるのは朗報だ。代表戦直前の試合では2ゴールをマークしたが、今回もチームを勝利に導くことができるのだろうか。
ダンディーFCに2-0で勝利してリーグカップ戦の準決勝まで勝ち上がったS・ジョンストンにとって、このセルティック戦はタイトルに向けて避けては通れない壁となっている。
リーグ戦で直接対決した際には古橋にアシストを決められるなどして0-2で敗れているが、決して大崩れはせず。リーグでの戦いぶりを見ても得点数が最少となっている一方、12失点という数字はセルティックに次ぐ2位タイだ。この準決勝でも、耐える時間を耐えてワンチャンスをものにできるかが焦点となる。
かつてレンジャーズでもプレーしていたマイケル・オハロランにとって、セルティックは絶対に負けたくない相手だ。今季は主に右サイドのアタッカーとして公式戦16試合2ゴール2アシストと攻撃をけん引しているが、セルティックが攻勢を強めてくると予想される一戦でチャンスをものにしたい。
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