デビッド・ベッカム、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードは長年その称号に迫ったが、最後に獲得したイングランド人は元リヴァプールとレアル・マドリードのストライカー、マイケル・オーウェンだ。
彼が受賞したのは2001年のことで、それから四半世紀が経過した。現代サッカーはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが支配し、2人で計13回のバロンドールを獲得している。
2人がキャリア晩年に差し掛かった今、次世代の扉が開きつつある。バルセロナの若手ラミネ・ヤマルは専門家から「次期GOAT」と評価されるが、候補は彼だけではない。
2026年も状況は変わらない。プレミアリーグ制覇を狙うアーセナルでは攻守に活躍するMFライスが主軸だ。今季50得点を狙うケイン率いるバイエルンもブンデスリーガとCL制覇を狙う。
レアル・マドリードのプレイメーカー、ベリンガムもイングランド代表として今夏のワールドカップでチームと個人の両タイトルを狙う。
この3人の中でバロンドール最有力は誰か? 代表53試合出場経験のある元イングランド代表バリーは、BetMGM提携のもとGOALの独占インタビューにこう語った。「残念ながら、ベリンガムはレアル・マドリードで素晴らしい成果を挙げているが、現在は怪我の影響がある。
私ならデクラン・ライスを選ぶ。彼は今年ヨーロッパで最も安定感のあるMFだ。守備的MFから8番(攻撃的MF)へポジションを変え、数字も貢献度も右肩上がり。セットプレーでも存在感を示す。
ハリー・ケインの数字も驚異的だ。この2人はどんな議論でも名前が上がるはずだが、結局はトロフィーを獲ることだ。バロンドールには個人の数字だけでなく、タイトルが不可欠だ。
「最終的なアーセナルの結果次第だ。ワールドカップでの活躍も加われば、彼らの名前は候補のトップに躍り出る。目標は多いが、私にとっては今年プレミアでもヨーロッパでも最高のMFだ。ハリー・ケインの数字は自明だ。素晴らしい9番だ」
ライス、ケイン、ベリンガムが将来ゴールデンボールを全員受賞する可能性を問われたバリーは「断る理由はない」と語った。
「ジュードは今シーズン、怪我で結果が出ていない。だが3人のうち誰かが、できれば今年中に受賞してもおかしくない。このままキャリアを続ければ、3人ともゴールデンボールを獲っても不思議ではない」
ケインは現在、勢いに乗るバイエルンで長年のタイトル呪いを解き、メダルを増やそうとしている。一方、ライスはアーセナルの2025-26シーズンが崩壊しかねない危機に直面している。チームはすでにカラバオ・カップ決勝で敗退し、プレミアリーグ首位のリードは6ポイントに縮まった。
負傷から復帰したレアル・マドリードのベリンガムも、国内と欧州のタイトル獲得を逃す可能性が高く、イングランド代表として60年ぶりの国際タイトルを目指すことになる。