得点者:ダニエル・スヴェンソン(36分)
ドイツのボルシア・ドルトムントが蔚山HDを僅差で破り、グループFを首位通過で突破した。
ドルトムントは試合開始直後から主導権を握り、立ち上がりからウルサンHDを押し込む展開となった。ドルトムントが序盤から蔚山HDのチョ・ヒョヌが守るゴールを脅かす。
前半24分に、セール・ギラシがワンツーでの抜け出しからシュートを狙うも、力が入らず枠内には飛ばせなかった。攻勢を緩めないドルトムントは、27分に再びチャンスを迎える。クリアボールが中央のギラシにこぼれると、すかさずシュート。しかし、ここでもGKチョが立ちはだかり、見事なセーブでゴールを許さない。直後にはカリム・アデイェミのクロスにベリンガムがボレーで合わせるが、これも枠を外れた。
一方的な流れの中で、ついに均衡が破れたのは前半36分、自陣でのビルドアップを乱したウルサンの隙を突き、ドルトムントが中盤でボールを奪取。ボールがベリンガムに渡ると、エリア中央でキープしながら横へパスを送り、走り込んできたダニエル・スヴェンソンが力強いシュートを叩き込んで、待望の先制点を奪った。
ドルトムントはその後も攻撃の手を緩めず、41分にはアデイェミのクロスに反応した味方が至近距離からシュートを放つも、GKチョがこれまたスーパーセーブ。前半終了間際の46分には、ギラシのシュートが再びチョに阻まれ、GKは前半だけでもの決定的なシュートを防いで見せた。
後半に入ると、蔚山HDは改善を見せ、本格的に攻撃の意図を示し始めた。始まってすぐにイ・ジンヒョンが放ったシュートは、ドルトムントのGKグレゴール・コベルにセーブを強いた。
前半よりは明らかに改善したものの、蔚山HDはなかなか反撃のきっかけを掴めず。終始ドルトムントのペースで試合が進む中で、守護神のチョ・ヒョヌが最後まで立ちはだかり、ドルトムントの追加点を許さない。
82分にヤン・コウトのボレーシュートを横っ飛びでセーブし、最後まで一矢報いる姿勢を見せた。だが、結果的に蔚山の攻撃陣はその健闘に応えることはできず、ドルトムントが1点差で勝利。
マメロディ・サンダウンズとフルミネンセのもう一つの試合がスコアレスドローで終わったため、ドルトムントがこのグループFを首位で通過。現地時間7月1日にアトランタで行われるラウンド16の試合に臨む。
「グループステージを突破してラウンド16に進むことが目標だった。それを達成できた。1位か2位かは選べるものではないが、1位で通過できてうれしい。今日は1-0で勝てたし、前半はとても良かった。後半は少しゲームをコントロールする姿勢が見えた。
全員が出場したい気持ちは当然あるが、毎回すべての選手を90分間プレーさせるのは無理だ。世界中どのクラブでもそれはできない。我々は可能な限り多くの選手を関与させるようにしている。
もちろん次の対戦相手についても考えているし、準備も進めている。1位通過になったことで試合は7月1日になり、6月末ではなくなった。そのぶん時間もできたので、最善の準備をしたい」
ニコ・コヴァチ監督(ドルトムント)
「全体として良いパフォーマンスだった。特に前半は支配していたし、内容も良かった。妥当な勝利だったと思う。
(ゴールシーンについて)右サイドでボールを持って、そこからジョーブ(ベリンガム)に繋いだ。僕はボックス内に走り込んで、彼が僕を見てパスをくれた。あとはとにかく素早くシュートを打とうとしただけ。ゴールを決めた瞬間は本当に素晴らしい気持ちだったよ。
チームのパフォーマンスもどんどん良くなってきている。最初は少しスロースタートだったけど、今日のように全体として良いプレーができているので、次のラウンドにも自信を持って臨めるよ」
ダニエル・スヴェンソン(ドルトムント/得点者)
ダニエル・スヴェンソン(ボルシア・ドルトムント)