FIFAクラブワールドカップ2025制覇を目指すFCバイエルン・ミュンヘンにとって、次なる壁は現欧州王者パリ・サン=ジェルマンだ。
ドイツ王者は、マイアミのハードロック・スタジアムで行われたラウンド16でCRフラメンゴとの激闘を4-2で制し、準々決勝進出を決めた。次の舞台は7月5日、アトランタで行われるPSGとの一戦。UEFAチャンピオンズリーグを制したフランス王者との“頂上決戦”に、選手たちは意欲を燃やしている。
「このクラブW杯で優勝できると信じている。次の相手は間違いなく強い。チャンピオンズリーグの覇者だが、調子が良ければ自分たちはどのチームにも勝てると思っている」と語るのは、バイエルンのエース、ハリー・ケイン。
「頂点まで行って優勝できれば夢のようですが、そこに行くまでにも大事な試合がいくつもある」
ケインの言葉に呼応するように、GKマヌエル・ノイアーとMFレオン・ゴレツカもFIFAに思いを語った。
ノイアーは「PSGは今季のCL王者。今季一度ホームで対戦したが、簡単な相手ではない」と話しつつ、「アトランタは大きくて素晴らしいスタジアムなので楽しみでもある。PSGはどのポジションにも良い選手がいるが、我々も準備はできている。今季一度対戦しているし、もちろんCLファイナルも観ている」と、十分な対策ができていると強調した。
ゴレツカも「彼らはCL王者であり、間違いなくタフな試合になる。でも今季一度勝っているから、自信を持って臨める」と自信をにじませる。
「PSGはCL制覇で勢いに乗っているし、ラウンド16でも快勝していた。だけど、我々にとっても素晴らしい試合になるはずだ」
彼はフラメンゴ戦でゴールを決めており、その一撃は今大会屈指のスーパーゴールとして注目されている。「自分の前にあれだけスペースがあるとは思ってなかった。ボールをうまくコントロールできて、思い切り打った。キーパーには見えにくかったのかもしれないけど、自分としては良い感触だったよ」
また、ゴレツカは試合の流れについても冷静に振り返った。
「試合の入りは良かった。1対1の場面が多く、想定通りの激しい展開だった。高い位置で何度かボールを奪って得点にもつなげられた。ただ、2失点目は自分たちのミスだったと思う。会場の雰囲気は非常に熱狂的だったけれど、落ち着いてボールを回せていたし、全体的には良いパフォーマンスだったと思う」
アトランタでの一戦でも、その“冷静さ”が勝敗を左右する鍵となるかもしれない。