フルミネンセの得点者:マルティネッリ(40分)、エルクレス(70分)
アル・ヒラルの得点者:マルコス・レオナルド(51分)
FIFAクラブワールドカップ準々決勝、フルミネンセがアル・ヒラルとの死闘を2-1で制し、準決勝進出を決めた。ヘナト・ガウショ率いるブラジル勢は、ニューヨーク・ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行われる準決勝にて、パルメイラス対チェルシーの勝者と対戦する。
試合は前半終盤に動きを見せた。ガブリエル・フエンテスの折り返しにマルチネッリが巧みな、ファーストタッチから鋭いシュートをゴール右上へ突き刺してフルミネンセが先制。直後に、アル・ヒラルのカリドゥ・クリバリが強烈なヘディングがゴールを捉えるが、ファビオが横っ飛びの好セーブでリードを守った。
アル・ヒラルは前半終了間際にPKを獲得したかに見えたが、VARレビューの結果、サミュエル・シャビエルのファウルは取り消される。
しかし後半開始早々、アル・ヒラルが同点に追いつく。コーナーキックからのクリバリのヘディングをマルコス・レオナルドがうまくコントロールして、そのままゴールネットに突き刺した。GKファビオはすでに逆方向へ動いており、これを防ぐことはできなかった。
フルミネンセはその直後、再びリードを奪う決定機を迎える。レナン・ロディのバックパスを途中でカットしたジェルマン・カノが単独突破。キーパーのヤシン・ブヌと1対1となったが、ブヌが片手でシュートを弾く好セーブを見せた。
だが、試合終盤に訪れたチャンスは逃さなかった。途中出場のエルクレスが正確なトラップから右足を一閃。フルミネンセの123年の歴史の中でも極めて重要なゴールを叩き込み、勝負を決めた。
フルミネンセは今大会でインテルナツィオナーレ、アル・ヒラルと欧州・アジアの強豪を連破し、ブラジルサッカーの存在感を世界に見せつけている。次なる相手は、同じブラジル勢のパルメイラスか、欧州強豪のチェルシー。南米の誇りを胸に、フルミネンセは歴史的快進撃をさらに先へと進める。
「非常に厳しく、拮抗し、熱のこもった試合になることは分かっていた。だからこそ、インテル戦の時と同じようにチームを準備した。試合の主導権を握ることができたし、失点はしたものの、選手たちの姿勢と献身的なプレーがこのフェーズを突破する原動力になった」
ヘナト・ガウショ(フルミネンセ監督)
エルクレス(フルミネンセ)