開幕から3試合を終えたベルギーのジュピラーリーグ。アンデルレヒトやクルブ・ブルッヘ、ヘンクといった優勝経験のある名門クラブはやや出遅れた格好となったが、第4節はどのようなものとなるのだろうか。
今季から選手を退き、監督専任となったヴァンサン・コンパニが率いるアンデルレヒト。開幕から1勝2分けで5位につける。一方、オーステンデは3試合で勝ち点1と、苦しい序盤戦となっており、アンデルレヒトは敵地でも3ポイントを狙いたいところだ。
シュミット・ダニエル、松原后、中村敬斗、鈴木優磨、伊藤達哉と5人の日本人選手を抱えるシント=トロイデンは、敵地でのオイペン戦に臨む。
開幕戦の白星以降、調子は上がっていないが、鈴木と中村のコンビネーションは改善傾向にある。松原も積極的な攻撃参加で前線に厚みを加えており、日本人ユニットがゴールを生み出す可能性は高まっている。順位表では下にいるオイペンを相手にはずみを付けたいところだ。
ヘンクとクルブ・ブルッヘの強豪対決だが、現在の順位は6位と11位。ともに難敵を撃破し、波に乗っていきたい一戦となる。
注目はヘンクの伊東純也。今季はここまで3試合すべてにフル出場し、1ゴールをマーク。得点は左足によるスーパーなもので、強豪相手の一戦でもパフォーマンスに注目が集まる。27歳と年齢はピークに差し掛かっているだけに、今季で本格ブレイクを果たし、さらに上を見据えていきたい。
昇格組でありながら、開幕3連勝で首位を走るベールスホット。相手は2勝1分けで3位につけるスタンダール・リエージュで、上位対決となる。
結果はもちろん、注目は北海道コンサドーレ札幌から加入した鈴木武蔵にチャンスがあるかどうか。前節はベンチ外であったが、今節ではメンバー入りに期待したいところだ。
ベールスホット同様、3連勝を達成したのがシャルルロワ。その中心には3試合で1ゴール1アシストを挙げている森岡亮太の存在がある。今季はより攻撃的なポジションを任され、ゴールに直結する役割を担って再び輝きを放っている。
一方のアントワープは1勝1分け1敗スタート。ここまで三好康児に出場機会は訪れていないが、日本人対決が実現するかどうかにも注目だ。
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