プレミアリーグ第14節、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルが日本時間12月3日の5:15からオールド・トラッフォードで開催される。
ダービーでの完敗と前々節ワトフォード戦の惨敗を受けてオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任したマン・Uは、マイケル・キャリック暫定監督の下で臨んだチャンピオンズリーグ(CL)グループF第5節でビジャレアルに勝利した。
そして前節のチェルシー戦では、専守防衛に徹した中で50分にジョルジーニョのミスを突く形でジェイドン・サンチョが移籍後リーグ初ゴールを記録。69分にはPK献上から追いつかれたものの、敵地で勝ち点1を獲得した。
そんな中、29日には今季残りの暫定指揮官としてラルフ・ラングニック氏の招聘を発表。就労ビザの関係から今回の試合で指揮を執れるかどうかは未定も、チームは新たな道を歩み始めたところだ。
今回の試合では引き続きラファエル・ヴァランとポール・ポグバが欠場見込みだが、ハリー・マグァイアは出場停止明けで起用可能に。また、頭部を痛めた影響でチェルシー戦を欠場したルーク・ショーの復帰にも期待がかかる。
今夏のクラブ復帰後、公式戦16試合10ゴールと結果を残すC・ロナウドだが、チェルシー戦はベンチスタートに。運動量と前線の守備が求められるラングニック体制に入る中、今後の起用法が注目されている。とはいえ、アーセナル戦後も中2日でクリスタルパレス戦を控えていることから、この試合で再びスタメンに戻る可能性は十分。運動量の少なさを補ってあまりある決定力と存在感を改めて見せつけたい。
一方、前々節のリヴァプール戦を0-4で完敗して公式戦無敗が「10」でストップしたアーセナルは前節、ホームでニューカッスルと対戦。56分にブカヨ・サカが試合の均衡を崩す先制点を挙げると、66分にはガブリエル・マルティネッリが加点し、2-0の勝利で白星を取り戻した。
ただ、今回の試合に向けてはニューカッスル戦で大腿部を痛めたサカが間に合わない可能性もあり懸念となる。そのほか、セアド・コラシナツとグラニト・ジャカは引き続き負傷欠場見込み。最終的にTOP4の椅子を争う可能性もある相手とのアウェー戦だが、しっかりと勝ち点を持ち帰ることができるか。
やはり注目は日本代表DFの冨安だ。10試合連続スタメンとなったニューカッスル戦ではマルティネッリのゴールをクロスでお膳立てし、加入後の初アシストをマーク。依然として安定したプレーを継続しており、冨安加入後のチームが7勝2分け1敗と素晴らしい成績を残しているのは偶然ではないだろう。ラッシュフォードやC・ロナウドら強烈なアタッカーを前に、ここでもハイパフォーマンスが期待される。
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