プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールが10月25日の日本時間0:30からオールド・トラッフォードで開催される。
前節にレスターとのアウェー戦を迎えたマン・Uは、メイソン・グリーンウッドのゴールで先制するも追いつかれ、後半には逆転弾を喫する。その後、マーカス・ラッシュフォードが同点弾をマークするも終盤にさらに2失点し、2-4で惨敗した。
リーグ3戦未勝利となった中、水曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループF第3節でアタランタをホームに迎えた。前半に2点のビハインドを背負って追い込まれたチームだが、後半にラッシュフォード、ハリー・マグァイア、そしてクリスティアーノ・ロナウドが逆転弾をマークし、辛くも3-2の劇的勝利を飾った。
今回の試合に向けては、引き続きラファエル・ヴァランが欠場見込み。また、アタランタ戦の終盤に負傷交代したフレッジの状態も懸念となる。このビッグマッチ、ホームで敗れて4戦未勝利となればオーレ・グンナー・スールシャール監督の進退問題もさらに大きくなるが、宿敵を撃破して流れを取り戻すことができるか。
肩の手術による長期離脱から復帰し、今季初出場となったレスター戦でいきなりゴールを記録したラッシュフォードは、アタランタ戦でも連続弾をマーク。負傷明けから順調にコンディションを上げており、カウンターアタックが肝になりそうな今回の試合でも攻撃のキーマンの一人になるはずだ。リヴァプール相手には直近の公式戦4試合で3ゴール1アシストと結果を残している。特にカウンターの際の旗手として躍動のパフォーマンスを見せられるか。
一方のリヴァプールは前節、ワトフォードと敵地で対戦。サディオ・マネ、モハメド・サラーのゴールに加え、ロベルト・フィルミーノがハットトリックを達成するなど、前線のトリデンテが躍動し、5-0で大勝した。
さらに、火曜日にはCLグループB第3節でアトレティコ・マドリードの本拠地に乗り込み、サラーの2発とナビ・ケイタのゴールにより、3-2で接戦をモノにした。
今季いまだ公式戦無敗を維持する好調のチームは、引き続きハーヴェイ・エリオットとカーティス・ジョーンズが不在に。ふくらはぎを負傷しているチアゴの復帰も不透明だが、ファビーニョとディオゴ・ジョタはアトレティコ戦の後半から出場しており、ユルゲン・クロップ監督には十分な選択肢がある状況。マン・Uのカウンターを警戒しつつ、リーグ最高得点数「22」を叩き出している攻撃陣を自信とし、敵地でも勝利を狙っていくはずだ。
今季開幕から驚異的なスタッツを残しているエジプト代表アタッカーに注目だ。アトレティコ戦でもミドル弾とPKを沈めて2ゴールをマーク。これで今季公式戦11試合の記録を12ゴール4アシストとした。さらに、出場した11試合のうち実に10試合でネットを揺らしており、ゴールできなかったのはわずか1試合のみ。対戦時は常に好勝負を繰り広げるルーク・ショーとのマッチアップでサラーが優位に立つことができれば、チームにとっても流れを掴む大きな要因となるはずだ。
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