プレーオフ1の天王山となるユニオン・サン=ジロワーズとクルブ・ブルッヘの一戦。日本時間5月8日20:30キックオフとなる。
昇格1年目ながら強烈なインパクトを与えたユニオン。総得点&総失点もリーグトップで、レギュラーシーズンをトップで終えた。
チャンピオンズ・プレーオフでもここまでは1勝1分け。2位クルブ・ブルッヘとは3ポイント差であり、今節の天王山は重要な一戦となるだろう。また、この一戦に向けて目立った負傷者もおらず、万全の態勢で大一番に挑むこととなる。フェリックス・マッズ監督も「我々は勝つためにすべての試合を戦っている。引き分けは想定していない」と語る。
前節はアントワープとのスコアレスドローに終わっているだけに、直接対決を制して優勝にぐっと近づきたいところだ。クルブ・ブルッヘについて指揮官は「もちろん優勝候補だ。だが、我々がチャレンジャーとなっているのは良いこと」と捉え、この一戦に臨む。
前節は得点に絡めないまま途中交代。来季は所属元であるブライトンへ復帰する可能性が高まっているだけに、ベルギーでの日々は終わりへと近づいている。ウイングバックとしての定位置は確保しており、最後に結果を残し、優勝という置き土産をチームに残したいところ。2位クルブ・ブルッヘとの大一番で真価が問われる。
ユニオンSG同様、プレーオフ1ではここまで1勝1分け。首位との勝ち点差を「3」にとどめている。両チームにとってこの天王山は大きな意味を持つ。
もっとも、直接対決ではブルッヘに分がある。昨年1月の前回対戦はスコアレスドローに終わったが、それ以前の3試合は勝利している。直接対決が物を言うプレーオフ1になりそうなだけに、勇気を与えられるスタッツだ。
指揮官のアルフレッド・シュロイダーはユニオンとの試合について「それらの試合は、一種のチャンピオンズリーグの試合と見ることができる。ユニオンはとても良いチームであり、とても良い選手ととても賢い監督がいる」と楽しみにする。
なお、マッツ・リッツは膝の負傷で欠場が決定。指揮官は「今週、彼の不在にどう対処するか検討し、トレーニングでいくつか試してみた」と説明している。
今冬にボローニャから加入したスコフ・オルセン。レギュラーシーズンでは、9試合で5ゴール6アシストと輝かしい結果を残したが、プレーオフでは2試合でここまで得点に絡めていない。チームも1ゴールにとどまっており、右サイドから違いを生み出したい。
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