自陣内でボールを受けたルーカス・リベイロは67ヤードもの驚異的な距離を駆け抜け、ボルシア・ドルトムントのディフェンダー2人を抜き去ると、グレゴール・コベルを破るシュートを流し込んだ。FIFAクラブワールドカップ2025のファンの記憶に長く残る素晴らしい個人技による1点だった。
63試合の戦いを通して数多くのスーパーゴールが生まれ、クラブワールドカップ最高のゴールをひとつ選び出すのは簡単なことではない。FIFAではファンに判断を委ね、ソーシャルメディア上で1週間の投票を実施。結果として、マメロディ・サンダウンズのルーカス・リベイロがボルシア・ドルトムント戦で決めたゴールが賞に輝いた。
ブラジル人フォワードが決めた素晴らしい一撃は、最終的にドルトムントが4-3で勝利するというグループステージ屈指の大激戦で記録された7つのゴールの最初の1点だった。
「いつも自信は持っている。ゴールを決めることができて嬉しい」。試合後に彼はそう語った。「ボールを持ってターンしたとき、『よし行こう、ボールをスペースに出すんだ』と思った。ゴールには満足しているが、何より重要なのはチームが良いプレーをできたことだ」
ゴールの大きな要因となったのは彼のスピードだった。「僕はスピードがあるけれど、普段は長い距離を走るわけじゃない。それが今回のゴールが普通と違う部分だった」
サンダウンズのブラジル人スター選手が長距離を駆け抜けたゴールは、ケナン・ユルディズがウィダードAC戦でエリア外から決めたスーパーゴールや、リオネル・メッシのFCポルト戦でのフリーキック、ジョアン・ペドロがフルミネンセFCから決めたゴールなどを抑えての受賞となった。
今大会におけるアフリカの存在感を示す受賞でもある。サンダウンズは見事な戦いぶりを見せ、グループステージ敗退に終わりながらも世界の観客に好印象を残した。