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レアルが育てた21歳のFWガルシア 「準備はできていた」 初戦で見せた存在感

FIFA
  • レアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップの初戦でアル・ヒラルと1‑1と勝ち点を分けた。
  • アカデミー出身選手のゴンサロ・ガルシアがスペイン代表として唯一のゴールを決めた。
  • ホームグロウン(アカデミー出身選手)として貢献できる喜びを語った。

数多くのスター級選手が育つレアル・マドリードのカンテラにおいて、ゴンサロ・ガルシアはひときわ注目を集める存在と言える。鋭いアジリティと高精度のシュートを武器とするこの若きフォワードは、カルロ・アンチェロッティ前監督のもとでその実力を示し続けてきた。そして今、シャビ・アロンソ監督の信頼を勝ち取っている。

体調不良によりチーム攻撃の主軸ともいえる、キリアン・エムバペが欠場となった今大会の初戦で、アロンソ監督は20歳のガルシアを先発に抜擢。その決断はわずか34分で正しかったと証明されることとなった。

ガルシアは味方がインターセプトしたボールを受け、すぐに攻撃のスイッチを入れる。スピードの緩急をつけてドリブルで仕掛けたカウンターを起点に、中央にいる味方を経由し、スピードを止めることなく展開された繋ぎから、右に出された縦パスを受けたロドリゴが、GKと最終ラインの間を絶妙に通すラストパス。そのボールは左から走り込んでいたガルシアの足元に吸い込まれるように届き、冷静にゴールネットへ流し込んで先制点をもたらした。完璧な形のカウンターゴールだった。

試合でガルシアは、ヴィニシウス、ロドリゴと共に3トップを形成。左右に張る両ウイングと共にスペースをうまく作り出し、中央でスペースを埋めながらガルシアは試合を引っ張った。時折中盤に下がってパスワークに絡み、ビルドアップにも守備にも貢献。攻撃では裏への抜け出しや斜めのランニングなど、多彩な動きでチャンスのリズムを作った。

試合後、ガルシアは「強い相手との試合に貢献できたことが嬉しい」と語った。

「レアル・マドリードでプレーすることは、自分にとって夢でした。これからの試合も楽しみですし、チームとして優勝を目指したいと思います。個人的には注目されるかどうかではなく、ラ・ファブリカ、特にカスティージャから昇格してきた選手がトップレベルで戦えるということを示せたことが大きいです。
監督からは、試合の最初から最終ラインに張ってセンターバックに圧を掛け、こぼれ球やクロス、エリア内でのチャンスは常に備えるように言われていました。これまでのトレーニングで取り組んできたことをそのまま出せたと思います」とコメントした。

ガルシアはすでにマドリードファンからさらに愛される存在となってきている。2023年11月26日のカディス戦でトップチームデビューを果たして以来、クラブワールドカップ初戦を含めて7試合に出場。中でも印象的だったのは昨シーズンのコパ・デル・レイ、レガネス戦だ。

当時のカルロ・アンチェロッティ監督のもと、2-2の状況でピッチに送り出されると、試合終盤に決勝ゴールを挙げて3-2の勝利に大きく貢献し、チームを準決勝へと導いた。

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ガルシアはマドリード出身で、11歳だった2014年にレアル・マドリードの育成組織に加わった。
2018/19シーズンに、家庭の事情でマジョルカに移り、現地のクラブに加入。そこでの活躍が大きく評価され、翌年にはレアル・マドリードから復帰の打診を受けた。

以降、各年代で常に頭角を現し、トップチームに至るまで努力を惜しむことなくステップアップを重ねてきた。その成長ぶりと明確な実力は、クラブにとって驚くべきことではなかった。それほどに、ガルシアはクラブ内でもよく話題に上る存在であり、将来を嘱望(しょくぼう)されてきた選手である。


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今シーズン、ガルシアはレアル・マドリードのリザーブチームであるカスティージャで、元スペインのレジェンドストライカー・ラウール監督のもとでプレーしている。ゴール前での落ち着きや得点能力の高さから、その名FWである指揮官と比較されることも少なくない。

昨シーズンは、スペイン3部リーグにあたるプリメーラ・フェデラシオンでは、36試合に出場し、25得点を記録。同リーグにおける最多得点記録を更新した。

アル・ヒラル戦後、ガルシアは次のように語っている。

「レアル・マドリードでプレーできるポテンシャルは自分にあると信じているし、やるべきことも理解しています。他の選手と比べることはありません。相手はレアル・マドリードの選手たちです。世界最高峰の選手たちが集まる場所だからです。

でも、自分やカスティージャの仲間たちには常にチャンスが与えられています。このまま、そのチャンスを活かしていくつもりです。」

ジュニア年代の頃からプロレベルでのオファーは数多く届いていたが、本人もクラブも、マドリードでじっくりと成長を重ねる道を選んできた。

その方針が功を奏し、今回のFIFAクラブワールドカップ初戦でシャビ・アロンソ監督に抜擢。ガルシアはこの大会を通して、世界の舞台にその名を刻むこととなった。


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