花火、飛行ショー、大統領の登場、ロビー・ウィリアムズのプレマッチパフォーマンス。ファンが期待しうるかぎりのあらゆる盛り上げ要素が詰め込まれた中でFIFAクラブワールドカップ2025決勝はキックオフを迎えた。
名リングアナウンサーのマイケル・バッファーが舞台を整える。両ファイナリストの選手たちを伝統的アメリカンスタイルで紹介した。
プレーが始まるまでは誰もが笑顔だったが、試合を終えて笑うことができたのはエンツォ・マレスカのみ。ニューヨーク・ニュージャージーはブルーに染まった。
前半45分間はコール・パーマーの独擅場。大舞台でこそ力を発揮するスター選手がいるが、この日のパーマーはまさにそれだった。彼らしい冷静さで絶妙なフィニッシュ。
2得点を挙げたパーマーは両方のゴールをいつもの“コールド”パフォーマンスで祝う。試合後にはadidasゴールデンボール賞を受賞することになった。
試合前の友好ムードはすぐに消え失せた。激しい戦いの中でレッドカード1枚、イエローカード6枚が提示される。
準決勝で古巣クラブのフルミネンセFC相手に2ゴールを挙げたばかりだったジョアン・ペドロがまたも結果を出す。絶妙なチップキックでチェルシーの勝利を大きく引き寄せた。
ニューヨーク・ニュージャージーは早くもお祭りムード。ブルーズの見事な戦いぶりにサッカーの神様が恩恵を施した。
PSGも意欲的な戦いを見せたが、彼らの日ではなかった。FIFA最優秀若手選手賞に選ばれたデジレ・ドゥエも、adidasゴールデングローブ賞受賞のロベルト・サンチェスを破ることはできず。
メットライフは大勢のブルーズファンで隅々まで埋まっていた。ロンドナーたちにとって祝祭の日となった。
敗れはしたが、ジャンルイジ・ドンナルンマは何度かスーパーセーブを披露。体を投げ出して被害を食いとどめた。
最後のホイッスルが鳴り響くと、すでに観客席で盛り上がっていた祝勝会にチェルシーの選手たちも加わった。彼らのシャツには「2025世界チャンピオン」と書かれていた。
大会を通して3ゴール2アシストの活躍を見せたコール・パーマーがadidasゴールデンボール賞を受賞。ロベルト・サンチェスの活躍にもadidasゴールデングローブ賞が贈られ。フランスのスター選手デジレ・ドゥエはパニーニ提供FIFA最優秀若手選手賞に選ばれた。
63試合を戦い終えて、クラブワールドカップの栄誉あるトロフィーを掲げたのはチェルシーFC。ブルーズは初代チャンピオンとして永遠に記憶される。