逆転劇が相次いだこの日のFIFAクラブワールドカップ2025では、ボルシア・ドルトムント、FCインテル・ミラノ、フルミネンセFCがそれぞれ今大会の初白星を挙げることに成功。CAリーベル・プレートとCFモンテレイは0-0のドローを演じた。
浦和レッドダイヤモンズと蔚山HDにとっては決定的な敗戦となり、ともにラウンド16に進めず大会を去ることが決まっている。
グループEはリーベル・プレートがインテルを得失点差で抑えて首位をキープしており、両チームは6月25日水曜日にシアトルで行われるグループステージ最終戦で激突する。2ポイント差で3位につけるモンテレイはロサンゼルスで浦和レッズと対戦。
グループFではフルミネンセとドルトムントが勝ち点4で並び、前者が得失点差でリードしている。フルミネンセは6月25日に、勝ち点3で3位のマメロディ・サンダウンズFCとマイアミで対戦。ドルトムントはシンシナティで行われる蔚山との試合でグループステージを締めくくる。
グループF
TQLスタジアム(シンシナティ)
ルーカス・リベイロの前半11分の先制点でマメロディ・サンダウンズが予想外のリード。だがボルシア・ドルトムントは前半のうちに3点を返して主導権を握り、今大会初勝利を挙げた。
グループE
ルーメン・フィールド(シアトル)
浦和レッズは前半11分に渡邊凌磨のゴールで衝撃の先制点を奪い、歴史的1勝に近づきつつあった。だが終盤に入ってからインテルが2点を返して浦和の心を打ち砕く。78分にはラウタロ・マルティネスが同点とし、アディショナルタイムにはバレンティン・カルボーニ。大会最多のポゼッション82パーセントを記録したインテルが勝利を飾った。
グループF
メットライフ・スタジアム(ニューヨーク・ニュージャージー)
蔚山の粘りによってフルミネンセは追う展開を強いられ、今大会屈指の激しい打ち合いとなった。ポゼッションを支配しながらも1-2のビハインドで前半を折り返したフルミネンセだが、後半も蔚山を押し込み続け、ノナト、フアン・フレイテス、ケノのゴールで再びスコアを覆して勝ち点3を手に入れた。
グループE
ローズ・ボウル(ロサンゼルス)
ロサンゼルス郊外ローズ・ボウルで行われたリーベル・プレートとモンテレイの試合はイエローカードが飛び交いながらもゴールは生まれず。アディショナルタイムには2枚目のイエローを受けたケビン・カスターニョが退場となり、リーベルは10人で試合を終えた。
6月22日(日)(キックオフ時刻はすべて現地時間)
12:00: ユヴェントスFC vs ウィダードAC(グループG)
15:00: レアル・マドリードCF vs CFパチューカ(グループH)
18:00: FCザルツブルク vs アル・ヒラル(グループH)
21:00: マンチェスター・シティ vs アル・アインFC(グループG)