10代の新星デジレ・ドゥエが2得点1アシストの大活躍を見せ、パリ・サンジェルマン(PSG)がFCインテルナツィオナーレ・ミラノを相手に驚異の5-0勝利を収め、初のUEFAチャンピオンズリーグ王者に輝いた。
FCバイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナでの勝利により、ルイス・エンリケ率いるPSGはFIFAインターコンチネンタルカップ2025およびFIFAクラブワールドカップ2029の出場権を獲得した。
この大きなタイトルを手土産に、フランスの名門はアメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025へ向かう。インテルもまた、この世界大会に出場する32チームの一つだ。
試合はPSGが序盤から主導権を握り、開始わずか12分にイタリアの守備陣を切り裂いた。ビティーニャが深い位置に下がっていたフェデリコ・ディマルコにプレッシャーをかけつつ、ドゥエにパスを通し、ドゥエは19歳にして冷静にゴール前へボールを送り、最後はアクラフ・ハキミが押し込んだ。
2020/21シーズンにインテルでスクデット獲得に貢献したモロッコ代表アクラフ・ハキミは、古巣のファンの前でゴール後のセレブレーションは控えたものの、先制ゴールでスタジアムの反対側を熱狂の渦に巻き込んだ。
その直後にさらに追加点が決まる。PSGは電光石火のカウンターで、ウスマン・デンベレのクロスフィードが右サイドのデジレ・ドゥエに通ると、ドゥエの強烈なシュートは不運にもディマルコに当たってコースが変わり、キーパーのヤン・ゾマーはなす術もなくネットに吸い込まれた。前半は2-0で折り返すが、その後も試合を支配したのはPSGだった。
試合の大勢が決まったのは、後半60分過ぎ。デンベレの巧みなヒールパスを受けたビティーニャが一気にインテル陣内へ突進し、スルーパスでドゥエをフリーにすると、ドゥエがワンタッチでゴールネットを揺らした。ドゥエはこのゴールのあと、スタンディングオベーションを受けながらピッチを後にしたが、PSGの猛攻は止まらなかった。
デンベレのスルーパスからクヴィチャ・クヴァラツヘリアが一気にインテル陣内の広大なスペースを突き進み、冷静に左足でゴールを奪う。さらに、交代出場のブラッドリー・バルコラとセニー・マユルが華麗な連携プレーで、最後はマユルが豪快にゴールを突き刺して試合を締めくくった。意外なことに、この両チームが公式戦で対戦するのは今回が初めてだった。だが、PSGとインテルは数週間後、アメリカで開催されるFIFAクラブワールドカップ2025で再び相まみえる可能性がある。
PSGはグループステージで、まずロサンゼルスでアトレティコ・マドリード、ボタフォゴと対戦し、その後シアトルでシアトル・サウンダーズFCとの最終戦を迎える予定だ。
一方、インテルはロサンゼルスでCFモンテレイとの初戦を戦い、その後シアトルに移動して、グループEの残り2試合、浦和レッズとCAリーベル・プレートとの対戦に臨む。
そして年末には、PSGはAFC代表のアル・アハリ(サウジアラビア)およびOFC代表のオークランド・シティとともに、FIFAインターコンチネンタルカップにも出場する予定である。
「もう言葉が出てこない!ありがとう、パリ!やったんだ、俺たちは歴史を作った!信じられない、本当にありがとう。夢が叶った。チーム全員に感謝、すべての選手に感謝。ただただすごい。クレイジーだ。めちゃくちゃ幸せだ!」
デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン、Canal+インタビュー)
「愛してる。もう力が残ってない、すべてを出し切った。本当にこのタイトルが欲しかった。辛かったけど、このチャンピオンズリーグは厳しい大会だ。勝つのはとても難しいし、このクラブの価値、そしてここにいる選手たちの意欲を示している。ここにいるみんな、パルク・デ・プランスにいる人たち、世界中のファンのみんな、本当にありがとう!みんなのエネルギーが、今日の結果をもたらしてくれたんだ!」
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン、Canal+インタビュー)
「今日は悔しい夜だった。相手にあらゆる面で上回られてしまい、この敗戦はスコアに関係なく当然の結果だ。ただ、今シーズンのこれまでの歩み、特にチャンピオンズリーグの戦いだけを見ても、素晴らしいシーズンだったことに変わりはない。とても強いチームを相手に戦い、今夜のこのパフォーマンスを悔やんでいる。同時に、ここまで応援してくれた多くのサポーター、現地まで駆けつけてくれたファンに心から感謝したい」
ジュゼッペ・マロッタ(インテル会長、Sky Sportインタビュー)