【国内サッカー・Jリーグ 最新ニュース】明治安田J1百年構想リーグEAST第17節が17日に千葉県のフクダ電子アリーナで行われ、鹿島アントラーズはジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利。地域リーグラウンドの首位突破を決めた。
鹿島にとっては、勝利すれば無条件で東地区の制覇が決まる状況だった。試合後、鹿島の鬼木達監督は「本当に選手をほめてあげたい」と一言。1万7754人が詰めかけた大一番は、鹿島の強さが凝縮されたような試合だった。
立ち上がりは昨季J1王者の鹿島が主導権を握ったが、千葉も集中した守りでゴールを許さず。相手にゴール前まで侵入される場面もあったチャンピオンチームは、日本代表GK早川早川友基を中心に守り切った。
0-0のまま前半を終えると思われたが、鹿島が一瞬の隙を見逃さなかった。43分に、敵陣深くでFW鈴木優磨が相手選手からボールを奪うと、最後は同選手からのパスを受けた荒木が右足を振り抜いて先制点を記録した。
後半61分に千葉のFWカルリーニョス・ジュニオが2枚目のイエローカードで退場処分を受けた。
数的有利となった鹿島は、88分にダメ押し弾。敵陣へロングボールを蹴りこむと、途中出場のFW師岡柊生がかっさらって一気にゴール前に侵入した。師岡のシュートはキーパーに一度防がれたが、こぼれ球を自分で押し込んでネットを揺らした。
試合はそのまま2-0で終了した。東地区の制覇を確定させた鹿島だが、鬼木監督は「相手が10人になってからもう一回というところで、もう少し恐れずにボールを動かして、ゴールに迫れればと思いました」とすぐさま課題と向き合った。
鹿島は次節で2位のFC東京と対戦し、その後西地区の首位チームとプレーオフラウンドでJ1百年構想リーグの王者を決める戦いに挑む。
「また次戦がすぐにもあるので、しっかりと締めて優勝を目指して頑張っていきたい」
試合に勝利し、EAST制覇を達成しても、チーム内で感情を爆発させる者はいなかった。見据えるのは、百年構想リーグのタイトルだけ。鹿島の2連覇がいよいよ現実味を帯びてきた。