マウリシオ・ララは再び大番狂わせを起こそうとしている。日本時間19日、英国・ノッティンガムのモーターポイント・アリーナでWBA世界フェザー級王者リー・ウッドに挑戦する。
2021年にジョシュ・ワーリントンをレフェリーストップで下し、世界レベルのステージで自身の存在をアピールして以来、このメキシコ人ファイターはフェザー級で避けられるほどの存在になった。だが、ウッドにとっては対戦を待ち望んだ相手でもある。
両者は元々昨年9月に対戦予定であったが、ウッドが上腕二頭筋を負傷したことで順延になっていた。2人は二度と対戦しないのではないかと思われたが、ノッティンガム出身の王者は大方の予想に反しララとの試合を再調整した。ついに2人は日本時間2月19日に相まみえることとなった。
ララは再び敵地に赴くことになるが、以前証明したように、それがかえってララのベストパフォーマンスを引き出す可能性がある。そして、初の世界タイトル奪取のためには間違いなくそれが必要になる。
今週末に行われるタイトルマッチを前に、DAZN編集部はララのこれまでキャリアを総括した。
マウリシオ・ララはプロボクシング25勝2敗1分の戦績を誇る。このうち18試合はノックアウトによる勝利だ。
マウリシオ・ララはこれまで世界タイトルを戴冠したことはない。
マウリシオ・ララにとってキャリア最大の勝利は、2021年2月のロックダウン下で行われた試合だ。
ジョシュ・ワーリントンはIBFフェザー級タイトルを返上することを決断し、シュ・ツァンとの対戦を望んでいた。リーズでビッグマッチを行うことになっていたが、それまでの期間の活動として、ウェンブリー・アリーナで無名であったララを招聘し無観客で試合を行った。
意識がすでにシュ・ツァンに向いていた「リーズの戦士」は、ララを容易く倒せるものと思っていただろうが、そのメンタリティによって痛い目を見ることになってしまった。
ララは試合開始のゴングからパンチを浴びせ続けた。実力を分からせるには十分過ぎるほどで、ワーリントンは第4ラウンドと第9ラウンドにダウンを喫し、レフェリーストップとなった。
この試合によってララは自身が126ポンドの脅威であることを知らしめ、現在もフェザー級で恐れられる存在であり続けている。
このイベントは日本時間2月19日(日)午前4時より行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時49分頃と予定されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される。
このイベントは英国・ノッティンガムのモーターポイント・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 2月19日(日) 4:00 | ウッド vs.ララ | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 2月19日(日) 10:00 | ネリ vs.ホヴァニシアン | WBC世界バンタム級挑戦者決定戦 |
| 2月24日(金) 11:00 | ラミレス vs.パディラ | スーパーフライ級10回戦 |
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