日本時間19日、WBAフェザー級世界王者リー・ウッドは、挑戦者にマウリシオ・ララを迎え防衛戦を行う。スリリングな試合展開が予想されるこの一戦は、DAZNから生中継される。
ウッドは勝利すれば、大きな飛躍の年となる2023年を幸先よくスタートすることができるだろう。ウッドは夏に同郷のライバル、ジョシュ・ワーリントンとシティ・グラウンドで対戦することを視野に入れている。
だが、「リーズの戦士」と同じ過ちを犯し、ララ戦の先ばかりを見ることがあってはならない。ララはフェザー級で脅威となる存在であることはすでに証明済み。ノッティンガムで自身初の世界タイトル獲得を虎視眈々と狙っていることだろう。
ウッドvsララのようなビッグマッチになると、多くのベッティングが集中する。ベッティングの経過から試合の行方を占ってみよう。
(ベッティングサイト『Bet365』による)
なんと、敵地で戦うマウリシオ・ララの方が下馬評で優位に立っている。ララについたオッズは4/11。これは110ポンド(約1万7700円)を賭けると元金に加えて40ポンド(約6500円)の利益が得られるということだ。一方ウッドのオッズhは2/1となっている。これは10ポンド(約1600円)を賭ければ、ウッドが勝利した場合に20ポンド(約3200円)の利益が得られるということだ。
日本時間日曜日の試合の前から、リー・ウッドとマウリシオ・ララは共に「試合を最終ラウンドまで長引かないだろう」としていた。
その予想には賛成だ。両者ともにリングの中央で打ち合うことを恐れておらず、ハードヒットで上回ることが出来た方が耐え忍ぶことができる、という試合進行になるだろう。
ウッドはキャンバスから立ち上がり試合に勝利するという展開をすでに経験済みだ。昨年のマイケル・コンラン戦がその最たる例だが、対するララは2021年2月のジョシュ・ワーリントン戦の見事なパフォーマンスで、底知れぬパワーを持っていることを証明している。
ウッドはパワーショットを放つタイミングをはかるためには冷静になる必要がある。ひとたび集中を欠けばララは襲いかかってくるだろう。だが、WBAフェザー級世界王者はララを苛立たせるだけのテクニックを持ち合わせている。
もし試合前半でララの危険なショットをかいくぐることができれば、ウッドはララのミスを利用できる有利な立場に立てるだろう。そうなれば、ララは英国で再び実力を証明しようと捨て身で挑んでくるはずだ。
Astbury記者の予想: リー・ウッドの勝利(第10ラウンド)
このイベントは日本時間2月19日(日)午前4時より行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時49分頃と予定されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される。
このイベントは英国・ノッティンガムのモーターポイント・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 2月19日(日) 4:00 | ウッド vs.ララ | WBA世界フェザー級タイトルマッチ |
| 2月19日(日) 10:00 | ネリ vs.ホヴァニシアン | WBC世界バンタム級挑戦者決定戦 |
| 2月24日(金) 11:00 | ラミレス vs.パディラ | スーパーフライ級10回戦 |
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