ジェイク・ポール、世界タイトル戦に挑む準備は整ったか？ | ボクシング

ジェイク・ポールvsフリオ・セサール・チャベスJrの試合が行われた土曜日（現地時刻）の夜、WWEで活躍する兄ローガン・ポールがインタビューに応じた。

ローガンはDAZNによるインタビューの中で、弟のジェイク・ポールとカネロ・アルバレスが試合を実現させようとしていたが、「プロブレム・チャイルド」はまだその挑戦に準備ができていなかったかもしれないと振り返った。

「あの試合は大きなものだったが、彼がそのような大きな挑戦に対応する前に、ボクシング技術をもう少し成熟させる必要があると感じた」とローガン・ポールは率直に語った。

「とはいえ、だからこそ彼はジェイク・ポールなんだ。誰もが避ける挑戦にも立ち向かう。そして何度も自分の考えを証明し、批判する者たちが間違っていることを証明してきた」

ローガンがこのように語る中、その後ジェイクはチャベスJrに対し判定で圧勝。これにより、ポールの戦績は12勝1敗（7KO）となり、クルーザー級でランク入りの可能性があると報じられるようになった。

クルーザー級では、チャンピオンのヒルベルト‘スルド’ラミレスとジェイ・オペタイアが3団体統一当座を目指して対戦の流れにある。

しかし、WBCのタイトルを持つバドゥ・ジャックとの対戦が、将来的にポールにとってはより現実的な選択肢となるかもしれない。

これまでのボクシングキャリアでポールは、自らよりも年上で全盛期を過ぎた選手との試合を選ぶ傾向がある。実際、ポールより若い対戦相手はトミー・フューリーだけに留まる。2023年2月に行われたこの試合では判定で敗北し、「プロブレム・チャイルド」にはまだ心の傷として残っている。

しかし、ジャックは異なるタイプの難題を提示する。

41歳のジャックはポールより13歳年上だが、彼は現在7連勝中で、5月にはノエル・ミカエリアンに対して判定でタイトルを守ったばかりだ。

試合内容は必ずしも華やかではないが、ジャックはボクシング界で最も老練なベテランの一人として、巧妙な戦術で勝利を積み重ねている。

ジャックのボクシング戦術が、まだ成長中のポールには手に負えないのか、それともポールが若さと活力で目標としていた世界タイトルを手にするのかは、試合が実現しない限り分からない。

ジェイク・ポールがタイトル挑戦をするのがボクシング界にとって好ましくないと言うつもりはない。問題なのは、不可解な判定や体重超過、試合を遅延させるビジネスや政治の問題だ。ジェイク・ポールが挑戦権を得ることではない。

むしろ、それは世界ランキングに位置するファイターの通常の手続きであり、ポールは近いうちにそれを実現するかもしれない。

現状、ライトヘビー級から階級を上げる意欲的なデビッド・ベナビデスが優先されるだろうが、ポールもまた有力な選択肢となり得る存在である。

ローガンが感じたとおり、ジェイクがカネロのような相手に対しては準備不足であるとしても、バドゥ・ジャックに対してはどうだろうか？

これもまた、試合が実現しない限り、我々にはその答えを知ることはできない。しかし、少なくともこの時点で、可能性として検討に値するはないだろうか。

ボクシング 配信予定 | DAZN番組表

DMM×DAZNホーダイなら月々割引＆ポイント還元でお得！

(C)DMM.com

DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。

通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円（税込）かかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円分お得な月額3,480円（税込）で2サービスを楽しむことができる。

なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能（一部は不可）なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。

▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録

DAZNについて

DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。

●  【番組表】直近の注目コンテンツは？
●  【お得】DAZNの料金・割引プランは？