オレクサンドル・ウシクが世代を超えたレジェンドとしての地位を確立しつつある。
日本時間7月20日、英国・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、オレクサンドル・ウシクがダニエル・デュボアと再戦した。ウシクはデュボアを5ラウンドで華麗にノックアウト。この試合の模様はDAZNからPPV形式で生中継された。ウシクは2度目のヘビー級4団体統一王者に輝き、クルーザー級での4団体統一も含めて自身3度目の快挙を成し遂げた。
今回の勝利により、ウシクは英国のヘビー級選手アンソニー・ジョシュア、タイソン・フューリー、そして今回のデュボアにそれぞれ2勝を挙げたことになり、ウシクがいかにハイレベルな領域で闘っているかが明確になった。この成績により、他の現役ヘビー級ファイターたちに大きな差を開けることになった。
ウシク(24勝0敗、15KO)はもはや歴代ヘビー級のトップ10に入るかどうかのレベルに収まらず、どれほど上位に位置するかが議論の的になりつつある。
38歳のウシクが見せた最新の妙技は、デュボアとの再戦5ラウンド目で炸裂した。ウシクはデュボアからの攻撃をすべて見極め、「トリプルD」の頭部に鋭い右ストレートを放ち、ダウンさせた。
その直後、デュボアがオーバーハンドの右を空振りした瞬間を捉え、巧みな左オーバーハンドのカウンターでデュボアの顎を打ち抜き、動きを止めた。
ウシクは年を重ねても、そのボクシングの引き出しはますます洗練され続けている。
勝利後、ウシクはDAZNに対し「38歳はまだ若い。38歳は始まりに過ぎない」と語っている。
ウシクは対戦相手の動きを巧みに読み取りつつ、自分の動きを読まれることなく対応している。この世代最高のスキルを持つ、パウンド・フォー・パウンドの類い稀な才能だ。再戦で相手を圧倒することで、その実力が一層証明されている。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 7月23日(水) 6:00 | ---- | アリエル x アデ: ボクシング・ショー #35 |
| 7月24日(木) 21:00 | ---- | ガーナー vs ベロッティ:記者会見 |
| 7月25日(金) 2:00 | ---- | シールズ vs ダニエルズ:記者会見 |
| 7月25日(金) 10:00 | ---- | フローレス vs チャベス |
| 7月26日(土) 9:00 | ---- | ピアース vs ダスマリナス |
| 7月26日(土) 9:00 | ---- | ドミンゲス vs ロハス |
| 7月27日(日) 3:00 | ---- | ガーナー vs ベロッティ |
| 7月27日(日) 9:00 | ---- | シールズ vs ダニエルズ |
| 8月3日(日) 9:00 | ---- | ドゥアルテ vs シムズJr |
| 8月17日(日) 2:00 | eスポーツワールドカップ ファイトウィーク | イタウマ vs ホワイト |
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