ロペス vs スティーブンソン： 頂上決戦を演じる両名のベストパフォーマンス | ボクシング

2026年1月31日（現地時刻）、米・ニューヨークでテオフィモ・ロペスがシャクール・スティーブンソンを迎え撃ち、スーパーライト級世界タイトル防衛戦に挑む。

両選手はここまでの道のりで数々の大物を倒し、各々の実績を積み上げてきた。

ここでは、ロペスとスティーブンソンの名勝負を振り返る。

テオフィモ・ロペス （判定） ワシル・ロマチェンコ – 2020年

テオフィモ・ロペスが世界の頂点に立った一戦だ。キャリア最高のパフォーマンスを披露し、ワシル・ロマチェンコを見事判定で退けた。

より大きな体格を活かし、ロペスは自らのサイズとジャブで、ウクライナ人ファイターに対して試合を優位に進めた。COVID-19のロックダウンのさなかにあり無観客試合で行われたものの、ロペスは堂々と勝利を収めた。

ロマチェンコも終盤に反撃を試みたが、12ラウンド通じて有利を保ったロペスが判定勝ちを手にした。

シャクール・スティーブンソン（判定）オスカル・バルデス – 2022年

ジャメル・ヘリングとの一戦から7ヶ月後、スティーブンソンはタフなメキシコ人ファイター、オスカル・バルデスとの統一戦に挑んだ。

多くの人がスティーブンソンに対する試練を予想していた中、見事なパフォーマンスを見せた。バルデスからダウンを奪うと、判定で大勝利を収め統一王者となった。

テオフィモ・ロペス（判定）ジョシュ・テイラー – 2023年

ジョージ・カンボソスに敗れた後約2年の間、ロペスは平均的なパフォーマンスを続けていたが、自身のさらなる能力を証明する必要があった。

ジョシュ・テイラーは無敗の絶対王者と評価されていたが、ロペスはその称賛を意に介さず、140ポンドで再び世界王者の座を奪還した。

試合開始から主導権を握ると試合の大部分を支配した。最後の局面ではKOを狙いつつも判定で勝利を収めた。

シャクール・スティーブンソン（判定）ウィリアム・セペダ – 2025年

2025年にスティーブンソンは、激しいファイトスタイルと強力なパンチで知られるウィリアム・セペダと対戦。タフな相手ではあったが、常に集中を切らさなかった。

メキシコ人ファイターは前進を続けたが、スティーブンソンはほとんどの場面で対応策を示した。大勝を収めライト級世界タイトルを守った。

テオフィモ・ロペス (2RTKO) リチャード・カミー – 2019年

2019年に初めて世界タイトルに挑戦したロペスは、その強力さをまざまざと見せつけた。彼はリチャード・カミーを2ラウンドで打ちのめした。

ニューヨークの地元ファンはロペスを応援に駆けつけたこの一戦で、ロペスはカミーを圧倒。2ラウンドKOの早期決着で地元ファンを歓喜させ、自身が世界レベルのファイターであることを証明した。

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