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「日本は3Aより…」MLBスカウトの“懐疑的な目” さらに下のKBO…それでも巨額契約が成立するワケ

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ポンセは今オフ米球界復帰を果たした

 2025年オフのストーブリーグでは、アジア球界から多くの選手が海を渡った。中でもNPBを経てKBOで輝かしい実績を残したコディ・ポンセ投手がとブルージェイズと3年3000万ドル(約47億3600万円)、元広島のドリュー・アンダーソン投手もメジャー契約を結んだ。一方でメジャースカウトからは、懐疑的な目を向けられているようだ。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「MLB投手が日本や韓国に活路を見出す動きが加速。この傾向は定着するのか?」との見出しで、このオフのトレンドを分析した。ポンセは日本ハムでノーヒットノーランを達成したこともあるが、2024年は楽天で防御率6.72と不振。昨季はKBO・ハンファに移籍すると、252奪三振、17勝、防御率1.89、勝率.944の4冠と大躍進を遂げた。

 KBOからだけでなく、DeNAで活躍したアンソニー・ケイ投手もホワイトソックスと2年1200万ドル(約18億9400万円)の契約を引き出した。記事では、メジャーと異なる“滑らないボール”が一役買っていると指摘。さらに、高額契約を結ぶ為MLBと比べて裁量権が与えられることや、近年はデータ分析が発展したことで、球種や変化量などが正確に分析できるため、その実力をある程度把握できるようになったことも、大型契約に繋がっているとする。

 しかし同時に「ポンセやアンダーソンといった投手への懸念材料も多い」とする。NPBとKBOでは当然、MLBと比べて打者のレベルが異なり、「それは数字を歪めるだけでなく、試合での攻め方にも影響する」。記事では「スカウトや幹部の中には、ポンセが韓国シリーズで見せたアプローチ。つまり、ストライクゾーンに力強い速球を投げ込む攻撃的な戦がMLBで通用するのか、あるいはスタイルを変えても成功できるのかを疑っている者もいる」と懐疑的な目を向けた。

 そして、あるスカウトは「NPBはメジャーと3Aの中間、KBOは2Aに近いレベルにある」と指摘する。その中で、ポンセら“逆輸入組”の成績が今後の「試金石」となるとし、「もし彼らが苦戦すれば、来年の市場では修正が入るかもしれない」と今後の復帰を目指す選手に追い風になる可能性もあるという。

 一時はアジア行きはキャリア終盤に過ごす場所と見られていたが、近年はキャリア“再生の地”として注目を浴びている。このオフに海を渡った選手たちが結果を残し、アジア市場がさらに沸くことになるのだろうか。(Full-Count編集部)