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広島1年で退団→韓国で覚醒&本塁打王 フリーマン辞退も…MLB組と共演する34歳元助っ人

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マリナーズ地区優勝に貢献、20HR&30盗塁のジョシュ・ネイラー

 野球の母国・米国の隣にありながら、常に控えめな存在であり続けてきたカナダ代表。WBCでは過去5大会連続で1次ラウンド敗退という苦い歴史を背負う。さらに今大会では、「カナダの顔」とも言えるフレディ・フリーマン内野手(ドジャース)が出場を辞退した。それでも、チームは精神的支柱の不在を補うだけの、興味深い戦力を揃えている。

【実際の映像】“MLB界のボディビルダー”タイラー・オニール サヨナラ打で露になったムキムキの肉体

 フリーマンに代わって一塁を守り、打線の熱源となるのがジョシュ・ネイラー内野手(マリナーズ)だ。ガーディアンズで主軸を担ってきた28歳は、昨季に自身初のオールスター選出。その後に移籍したマリナーズでは勝負強い打撃を発揮し、地区優勝に貢献した。打率.295、20本塁打&30盗塁の好成績を残し、攻撃の中心としてチームを牽引する存在となっている。

 投の“看板”として計算できるのが、ジェイムソン・タイヨン投手(カブス)だ。2010年ドラフト全体2位指名を受けた右腕は、故障や精巣がんを乗り越えながらキャリアを重ねてきた。復帰後は安定感を取り戻し、直近2年で23勝を挙げた不屈のピッチャーだ。派手さはないが、試合を作る能力は国際大会でこそ価値が高い。

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カナダ代表のタイラー・オニール(左)とボー・ネイラー【写真:ロイター、アフロ】

多彩な野手陣…タイラー・オニールは「MLB界のボディビルダー」

 野手陣も実に多彩だ。「MLB界のボディビルダー」ことタイラー・オニール外野手(オリオールズ)は、破壊力抜群の長打に加え、2度のゴールドグラブ賞に輝いた守備で失点を防ぐ。さらに、ジョシュの弟であるボー・ネイラー捕手が「打てる捕手」として扇の要に座る“兄弟共演”も大きな見どころだ。

 また、日本のファンにとって最も不気味な存在は、34歳のマット・デビッドソン内野手だろう。元広島の助っ人として知られるも、1年で退団。しかし、移籍したNCダイノス(KBO)で46本を放ち本塁打王を獲得。繰り広げたパワーには磨きがかかっている。

 投手陣では、2019年に新人王投票2位に入ったマイク・ソロカ、安定した先発として起用できるローガン・アレン、2022年に15勝を挙げたカル・クォントリルの3投手らが名を連ねる。コンディション次第では、いずれも試合を支配できる力を持つ。

 フリーマンという“太陽”を失ったカナダ。しかし、戦力の厚みだけを見れば、プールAではプエルトリコに次ぐ存在と評価できる。20年近く打破できていない「予選突破」という壁。その挑戦権を、今大会のカナダは確かに手にしている。(Full-Count編集部)