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阪神、一気に埋めた「65」 わずか2週間で“半減”…助っ人すでに5人、セ連覇へ気になる動き

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ラグズデール、モレッタ、ルーカス、ディベイニーの4助っ人が加わった

 王者が一気に陣容を整えた。阪神は26日、カーソン・ラグズデール投手の獲得を発表した。背番号は「46」。身長203センチ、体重106キロの右腕が加わり、来季の助っ人はすでに5人。支配下枠も上限に徐々に迫っている。

 今季セ・リーグを制した藤川球児監督が率いる阪神。今季は支配下5、育成4と計9人の助っ人で開幕し、シーズン途中にはラファエル・ドリス投手も加わった。しかしこのオフは退団が相次いだ。ジョン・デュプランティエ投手らが自由契約となるなど、残留は現状ドリスだけ。ラグズデール、ダウリ・モレッタ投手、イーストン・ルーカス投手、キャム・ディベイニー内野手の4人を新たに加入した。

 また、助っ人以外にも渡邉諒内野手や漆原大晟投手ら計8選手に戦力外通告を出した。原口文仁内野手が現役を引退、また、11月には島本浩也投手とのトレードで日本ハムから伏見寅威捕手が加入。他にも西武から戦力外となった元山飛優内野手を補強した。

 今年のドラフト会議では計5人を支配下指名。中でも大学球界有数の打者とされる立石正広内野手(創価大)を3球団競合の末に獲得したのは大きな補強だった。そして現役ドラフトでは、2019年のドラフトで2位指名だった井上広大外野手を出し、同じ外野手の濱田太貴をヤクルトから獲得している。

 ストーブリーグが開幕してからは大人しいオフを過ごしていた阪神だったが、12月になってからは助っ人を中心に一気に戦力を整えた。12月中旬時点では支配下枠「60」と“スカスカ”だったが、たった2週間で「65」に。育成からの昇格も踏まえると、一気に枠を埋めることもないかもしれない。2026年の動きにも注目したい。(Full-Count編集部)