【実況:小林惇希】1970~80年代にブンデスリーガで隆盛を極めた両者による、オールドファンにはたまらないカード。ボルシアMGはエース格のプレアが抜け、その穴埋めに昨季キール(現2部)で11ゴールを挙げた町野を獲得。対照的に最終ラインは板倉の退団で補強が急務となっており、セオアネ監督にとっても頭痛の種だ。世界的名手のケビン・キーガンやフェリックス・マガトを擁する欧州屈指の強豪として君臨し、1982/83シーズンにはUEFAチャンピオンズカップ(現UCL)を制したのも今は昔、2018/19シーズンからは2部が主戦場と、斜陽の名門となっていたハンブルガーSV。それでも昨季は2位でフィニッシュし、8シーズンぶりにブンデスの舞台に返り咲いた。サポーターが待ち望んでいた最高峰の舞台。果たしてその初戦を白星で飾ることができるのか