バルセロナが日本時間16日のラ・リーガ第1節でレアル・ソシエダを本拠地カンプ・ノウに迎える。
バルセロナは2021年夏、サッカー史に残る移籍市場を過ごした。というのも、クラブの象徴にして史上最高の選手の筆頭にも名前が挙がるリオネル・メッシと契約を結び直すことができず、同選手はパリ・サンジェルマン(PSG)に新天地を求めた。今年3月に新会長に就任したジョアン・ラポルタ氏がメッシのに慰留に全力を注いでおり、実際に残留に向かっていることが伝えられた中での退団発表は、あらゆるものと比較できないダメージをクラブに与えただろう。
一方で、バルセロナはメンフィス・デパイやエリック・ガルシア、そしてセルヒオ・アグエロらを新加入させた。財政難の影響も色濃い夏ではあったが、フリーで加入させられるオペレーションを成功させ、可能な限り即戦力級の選手たちを加えている。
とはいえ、アグエロは長期離脱が伝えられており、守護神のマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、アンス・ファティ、ウスマン・デンベレ、オスカル・ミンゲーサも負傷による欠場が濃厚。フレンキー・デ・ヨング、クレマン・ラングレも状態が不安視されており、開幕戦からいきなり苦しい台所事情となっている。ファン・サポーターに少しでも希望を抱かせるためには勝利しかないが、中盤以上のクオリティもさることながら堅守も特徴的なレアル・ソシエダは簡単な相手ではなさそうだ。
メッシが去った2021-22シーズン、グリーズマンには明確にエースとしてのはたらきが求められる。昨シーズンはリーグ戦36試合13ゴール8アシストと一線級の結果を残したうえ、チャンスメイクにも貢献していたが、今シーズンは大きなプレッシャーがかかる中で世界トップクラスの数字を残せるか。他のアタッカー陣のコンディションが不安視される現状、そのスタートとなるソシエダ戦から、いきなりチームを救う活躍が期待される。
今夏の移籍市場ではあまり大きな動きを見せなかったソシエダだが、昨シーズンも5位でフィニッシュと上々の結果を残しており、ミケル・オヤルサバルやアンドニ・ゴロサベルらビッグクラブからの関心が囁かれた現有戦力もそのまま残った。
気がかりなのは東京五輪に参加したそのオヤルサバルやミケル・メリーノらのコンディション。本来の主力であるアシエル・イジャラメンディは負傷からの回復状況が見守られる。
ソシエダはバルセロナに2015-16シーズンのリーグ後半戦以来勝つことができておらず、しかもその間に引き分けは2試合のみであとは全敗。昨季後半戦では1-6の大敗も喫した。とはいえ、チームの方向性が定まり切らない相手にこのタイミングでぶつかれることはポジティブであり、チームとしての昨季からの上積みを示した戦いを見せたい。
東京五輪にも参戦してU-24スペイン代表の銀メダル獲得に貢献したミケル・オヤルサバル。その前まではフル代表としてEURO2020に参加しており、ベスト4に進出する中で重要な役割を果たした。疲労が懸念されるが、昨季もリーグ戦33試合11ゴール8アシストとポテンシャルを開花させる中で、ビッグクラブを相手に得点を決めて幸先の良いスタートを切りたいところだ。
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