勝ち点57で2位につけるマンチェスター・ユナイテッドと、勝ち点32で16位のブライトンが現地時間4日(日本時間5日3:30)にオールド・トラフォードで対戦する。
2位のマン・Uはインターナショナルマッチウィーク前、先月21日にFAカップ準々決勝でレスターと対戦。そこまで公式戦14試合無敗と好調を維持していたチームだが、リーグでも1ポイント差と鎬を削る相手に内容でも下回り、1-3の敗戦で大会を後にした。
これで今季の目標はプレミアリーグ2位以上とヨーロッパリーグ制覇に。今節は3位のレスターが首位のマンチェスター・シティと対戦するため、マン・Uとしては3ポイントを確実に手にして、その差を広げるチャンスを活かしたい。
しかし、代表戦ではマーカス・ラッシュフォードとメイソン・グリーンウッドが負傷離脱し、アントニー・マルシャルも負傷。いずれも軽傷の見込みだが、この試合に間に合うかは定かではない。オーレ・グンナー・スールシャール監督としては的確に選手コンディションを見極め、フレッシュなチームを送り出したい。
前述のとおり、アタッカー陣に負傷者が相次いでいる状況下だけに、このベテランストライカーにかかる期待は大きい。3月のインターナショナルマッチウィークではカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選が延期されたため、十分な休養が与えられた。稼働率の低さが指摘され、来季の去就も不透明になりつつある状況。改めてここで存在感を示したい。
一方のブライトンは前節、ニューカッスルを相手にレアンドロ・トロサール、ダニー・ウェルベック、ニエル・モペイのゴールで3-0と快勝。これでリーグ2連勝とし、降格圏の18位フラムと6ポイント差とした。それでも、激しい残留争いはシーズン終了まで続くことが予想され、敵地のここで何とか勝ち点を持ち帰りたい。
多くの選手が代表戦で遠征して疲労が懸念される相手に対し、よりフレッシュな状態である点は有利だ。また、主軸のトロサールはベルギー代表として、先月30日に行われたW杯欧州予選のベラルーシ代表で初ゴールを含む2発と活躍。チームとしてのインテンシティの高さと勢いで相手を上回り、好勝負を演じたい。
元マン・UのFWウェルベックに注目だ。昨夏にチームに加入した30歳のストライカーは今季、負傷もあってなかなか一貫した活躍ができずにいたが、リーグ戦ここ2試合はスタメン出場。前節の見事なミドル弾を含む1ゴール1アシストで連勝に貢献している。好調を維持したまま、ユース時代から多くの時間を過ごした古巣を相手にハイパフォーマンスを見せたい。
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