レアル・マドリーは14日の第36節でマジョルカをホームに迎え撃ち、2-1で勝利。翌日に今節を控えるバルセロナの優勝に少なくとも1日の待ったをかけた。
この試合を勝利で飾れなければバルセロナの優勝が決まるとあって、是が非でも勝たないといけないレアル・マドリーだが、11分に先制を許してしまう。
そこから攻めてもゴールを割れずの時間が続いたが、68分にキリアン・エンバペが今季公式戦40ゴール目となる同点弾。レアル・マドリーがついにこじ開ける。
すると、レアル・マドリーは90+5分に20歳ハコボ・ラモンがトップチーム初ゴールとなる劇的逆転弾。バルセロナの優勝はぼほ確実だが、意地の白星を掴み取った。
GOALではこの一戦に出場したレアル・マドリーの選手、そして監督を採点する。
ティボー・クルトワ(7/10)
一対一の場面で大きなセーブを披露。それ以外ではほとんど仕事なしだった。
フェデリコ・バルベルデ(6/10)
守備面を求められる回数が少なかったものの、右サイドバックで堅実なプレー。8本のシュートを放つ。
ハコボ・ラモン(8/10)
リーガ初先発でヒーローに。終盤に劇的な結晶ゴールを記録した。
ラウール・アセンシオ(5/10)
マジョルカ先制時にボールにプレッシャーをかけられず、64分に負傷によってか、交代に。
フラン・ガルシア(5/10)
左サイドを上下したが、特段チャンスを作れず。
ダニ・セバージョス(6/10)
走り回りながらボールを散らし続け、この試合で最も多くのパスを供給。一方で、守備面がかなり不安定だった。
ジュード・ベリンガム(4/10)
前半はファウルが目立つプレーぶり。後半もパスを出そうとしないなど、低調だった。
ルカ・モドリッチ(7/10)
3つのチャンスを作り、アシストを記録するなど、粘り強くプレー。いつものように洗練された立ち回りだった。
アルダ・ギュレル(7/10)
チャンスを作りにかかり、相手GKの好守がなければというシーンも。常に向上している。
エンドリッキ(5/10)
スペースがあった前半はいきいき。後半はスペースがなく、精彩を欠いた。
キリアン・エンバペ(7/10)
ヴィニシウス・ジュニオールの欠場で左ウイングの位置も使いながらプレー。相手にとって危険なプレーを仕掛け、至極真っ当なゴールを決めたが、フリーのチームメートにパスを出せるシーンも。
ヘスス・パジェホ(6/10)
今のレアル・マドリーで出番を減らすなかのカメオ出演。
ゴンサロ・ガルシア(N/A)
唯一のプレー機会ともいえる終盤の大きなチャンスを仕留めきれず。
カルロ・アンチェロッティ(6/10)
負傷者続出の状況下でほぼベストといえる先発メンバーを起用。避けられない結末を先延ばしにしたにすぎない勝利だが、なんとか終盤の逆転弾を引き出した。