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決定率「28.12%」は欧州5大リーグ67位、“エンバペ依存”も深刻に…レアル・マドリーの問題を西紙が指摘

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【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリーは今季、ラ・リーガとチャンピオンズリーグで問題を抱えているようだ。

今季のレアル・マドリーは、フィニッシュフェーズで深刻な問題を抱えているようだ。

今夏からシャビ・アロンソ監督が就任し、新体制でシーズンに臨んだレアル・マドリー。開幕から公式戦7連勝と見事なスタートを切っていたが、11月頭からは成績が悪化することに。10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のマンチェスター・シティ戦もホームで1-2と敗れ、公式戦8試合で2勝(3分け3敗)にとどまっていた。その後は公式戦で3連勝したものの、依然として内容面に関して批判が相次いでおり、さらに指揮官と選手との軋轢も続いていると報じられるなど、難しい状況が続いている。

そして、現在のチームは深刻な問題を抱えている模様。スペイン『マルカ』によると、レアル・マドリーはラ・リーガ17試合終了の時点で34ゴールを記録していたが、放った枠内シュートは128本。決定率は「28.12%」にとどまっており、これは欧州5大リーグ全体では67位となっているようだ。さらに、チャンピオンズリーグでの決定率は「27.6%」まで低下(13ゴール)。出場36チーム中17位に沈んでいるという。

また同メディアは、キリアン・エンバペへの依存度も深刻であると指摘。エースは今季61本の枠内シュートで29ゴールを奪い、決定率は「47.5%」と驚異的な記録を残している。さらに、チャンピオンズリーグでの47本の枠内シュートの内18本(38.29%)、ラ・リーガでは128本中39本(30.4%)がエンバペのものであるようだ。そして、ラ・リーガ18試合終了時点での得点数(36)の半分がエンバペのゴールであることを指摘した。

『マルカ』は、「レアル・マドリーは、エンバペの驚異的なスタッツをパフォーマンスと結果につなげるという課題に直面している。エンバペはタイトルがなければ自分のスタッツに意味はないと繰り返しているが、その責任は彼1人ではなく、チームにある」とし、チーム全体の問題を分析している。