世界最大級のサッカーメディア『GOAL』フランス版が、2019-20シーズンのリーグ・アンで輝いたベストイレブンを選出した。その内訳を見ると、優勝チームのパリ・サンジェルマン(PSG)から最多5人、3位レンヌから3人、2位マルセイユ、5位スタッド・ランス、9位モナコからそれぞれ1人が選ばれている。

2020年3月に35歳となっても、マルセイユの“番人”は健在だった。第22節のボルドー戦、第25節のリール戦で、ひと際大きな輝きを放つ。

レンヌの3位躍進に貢献したマリ代表の右サイドバック。俊足を利したオーバーラップから精度の高いクロスを放ち、DFながら5アシストを記録した。

リーグ・アンの並み居るアタッカーの前に立ちはだかった“モンスター”。マルキーニョスやキンペンベ、ディアロらPSGの同僚は誰も彼の座を脅かせなかった。

リーグ最少失点(21)を誇ったスタッド・ランスの守備リーダー。屈強な体躯を活かした守りに加え、パフォーマンスの安定感も際立った。

ニームからレンタルバックしたレンヌで躍動した左サイドバック。自己最多タイの3ゴールを挙げたほか、クレバーなディフェンス対応も光った。

魔法の左足で次々と違いを作り出した。このレフティー抜きに今シーズンのベストイレブンを作成することはありえない。

リーグ・アン最高のセントラルMFである事実を改めて証明。ボールを失わない抜群のキープと正確なパスでPSGの攻撃を司った。

巨大なポテンシャルを秘める17歳のセントラルMF。レアル・マドリードから関心を持たれるほど、リーグ・アンの実力者たちと堂々と渡り合った。

怪我の影響で15試合出場に留まるも、ほぼ毎試合のように決定的な仕事をこなした。圧巻だったのは第16節ナント戦からの7試合連続ゴール。

ネイマール同様に怪我で出遅れたものの、20試合出場でリーグ最多タイの18ゴールと強烈なインパクトを放った。文句なしのベストイレブン選出だ。

昨夏にセビージャから4000万ユーロで加入した価値を見せつけた。18ゴールはムバッペと並ぶリーグ・アンの最多。アシストでも貢献を果たす。
| Pos./名前 | 所属クラブ | 19-20成績 |
|---|---|---|
| GK スティーヴ・マンダンダ | マルセイユ | 27試合・27失点 |
| DF アマリ・トラオレ | レンヌ | 27試合・0得点 |
| DF チアゴ・シウヴァ | パリ・サンジェルマン | 21試合・0得点 |
| DF ユニス・アブデルハミド | スタッド・ランス | 28試合・3得点 |
| DF フェトゥ・マウアサ | レンヌ | 23試合・3得点 |
| MF アンヘル・ディ・マリア | パリ・サンジェルマン | 26試合・7得点 |
| MF マルコ・ヴェッラッティ | パリ・サンジェルマン | 20試合・0得点 |
| MF エドゥアルド・カマヴィンガ | レンヌ | 25試合・1得点 |
| MF ネイマール | パリ・サンジェルマン | 15試合・13得点 |
| FW キリアン・ムバッペ | パリ・サンジェルマン | 20試合・18得点 |
| FW ウィサム・ベン・イェデル | モナコ | 26試合・18得点 |
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