両チームの勝点差は「1」、首位攻防戦のマドリードダービーが動いたのは31分。アトレティコが左サイド深くまで侵入し、ハビ・ガランが中央へクロスを送る。合わせにいったサムエウ・リーノがオーレリアン・チュアメニと交錯。この時点で笛は吹かれなかったものの、VARの介入によりチュアメニが足裏でリーノを踏んだとして、アトレティコにPKが与えられる。
キッカーはフリアン・アルバレス。駆け引きをするティボー・クルトワに対し、アルバレスはど真ん中へのチップキックを選択する。ふわりと浮かせた“パネンカ”を鮮やかに成功させ、35分にアウェイのアトレティコが先制に成功した。
【動画】試合ハイライト|レアル・マドリード×アトレティコ|アルバレスがクルトワ相手にパネンカ
後半に入りレアル・マドリードが1点を返す。50分、右サイドでロドリゴがドリブルを仕掛ける。巧みなボールタッチで突破し、中央で待ち構えていたジュード・ベリンガムへ折り返し。シュートはホセ・マリア・ヒメネスにブロックされたが、その跳ね返りをキリアン・エムバペが右足で押し込んだ。
レアル・マドリードは52分にも決定機。フラン・ガルシアとの連携で、ヴィニシウス・ジュニオールが左サイドを突破。左足でクロスを上げると、走り込んだベリンガムが体を投げ出しながら頭で合わせる。しかしこれはクロスバーに阻まれ、逆転とはならなかった。57分にも左サイドの攻撃からベリンガムのヘディングシュートというシーンを作ったが、今度はGKヤン・オブラクの正面。ベリンガムはポストを蹴ってフラストレーションをあらわにする。
アトレティコは75分、カウンターからアルバレスが独力で右サイドを突破。アントワーヌ・グリーズマンがニアで合わせたが、ゴールマウスを捉えることはできない。このまま試合終了のホイッスルを迎え、1-1の痛み分け。今シーズンのマドリードダービーは、いずれも1-1のドローという結果となった。
レアル・マドリードは勝点50とし、リードを広げることはできなかったものの首位をキープ。2位のアトレティコは勝点49で引き続き首位を追い、1試合未消化の3位バルセロナが勝点45で続く。レアル・マドリードは次節、アウェイでオサスナと対戦。アトレティコはホームにセルタを迎える。
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