過去に4度のワールドカップ(W杯)優勝を誇るかつての常連国のイタリア。だが直近のW杯2大会で予選敗退に終わり、2026年北中米大会で12年ぶりの出場を目指している。だが欧州予選の初戦となったグループI第3節で最大のライバルであるノルウェーに敵地で0-3と完敗。実力差の大きい他3チームと同居する組において、ノルウェーに逆転して出場権を獲得することは極めて厳しくなった。
イタリアは、ルチアーノ・スパレッティからジェンナーロ・ガットゥーゾへの指揮官交代を経て、第4節のモルドバ戦から第8節のイスラエル戦まで5連勝を飾り、プレーオフ(PO)へと回る2位以内を確定させたが、予選全勝で得失点差においても大きくリードするノルウェーを追い越すことは事実上不可能に近く、日本時間14日のモルドバ戦以降は、POでの戦いを視野に入れた準備の場との見方も現地で生まれていた。
そんな中で迎えた敵地でのモルドバ戦において、ガットゥーゾは主力のマテオ・レテギらを外してスタメンの大幅な入れ替えを実施。その結果、アッズーリは相手の堅守に苦しみ、主力を投入した後、試合終了間際の88分にようやくジャンルカ・マンチーニのヘッドで先制すると、後半アディショナルタイムのピオ・エスポージトの追加点で辛くも2-0の勝利を手にした。
試合中はFIFAランキング156位の格下に手こずる同9位のアッズーリに対し、観客席の一部のファンから「仕事をしに行け」、「われわれはコヴェルチャーノ(イタリア代表の拠点)へ向かう」などと脅迫めいた抗議のチャントも向けられたが、ガットゥーゾは試合後のイタリア公共放送『Rai』のインタビューにおいて強く反発した。
「ファンの抗議こそ恥だ。今日、聞こえてきた内容を残念に思う。団結するべきであり、選手たちに『仕事をしに行け』と言う時ではない。受け入れられない」と述べた。また「今日は試合開始から新しい選手を11人起用し、これほど変えれば負ける可能性もあると考えていたが、素晴らしかった」と明かし、選手たちを称えている。
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だがそんなアッズーリについて、現地メディアの評価は厳しい。イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、「イタリアはモルドバで勝利し、1試合を残してW杯の切符をノルウェーに献上することを回避した」と報道。だが直接対決を残して首位との得失点差は「17」となって逆転は難しく、「ピッチに立った代表は控え選手が多く、素晴らしいパフォーマンスではなかった。(来年)3月末のPOを考えれば喜べない。そこでW杯の席を確保しなければならないが、2018年と2022年のW杯予選敗退の後で失敗は許されない」と指摘している。
イタリア紙『il Fatto Quotidiano』は「モルドバとさえ苦戦する。代表は常にクオリティに欠けている」と批判を繰り出した。
「リーノ(ジェンナーロの愛称)ガットゥーゾはある種のイタリア代表Bチームを起用したが、リリアン・ポペスクのチームを屈服させることができたのは、レギュラー組が入り、相手が疲れてきた時だ。アッズーリはノルウェーに1-11で敗れたモルドバに88分まで0-0で抑えられていた」
中央へのクロスをインターセプトされていたことについて「頑固に固執して壁に頭を打ち付けていた」と表現。「エリア内で動けるレテギがいなければ何にもならない」と指摘し、先発したジャンルカ・スカマッカは「おそらくワーストだった」との見解を示している。
「ひらめきのある10番」がいない中、「右のポリターノと左のディマルコ」は必須であると主張。モイゼ・ケーンとレテギも「議論の余地なく不動」と指摘した。また中盤においてはサンドロ・トナーリが「最強」であるとし、「(ブライアン)クリスタンテは義務をこなした」が「(ニコロ)バレッラがトナーリの理想のパートナーだ」としている。

『Eurosport』イタリア版はモルドバ戦の勝利について「1年半で3度目の恥を回避した」と表現。もしモルドバとスコアレスドローに終わっていれば、今年6月のノルウェー戦とEURO2024決勝トーナメント1回戦のスイス戦での敗戦に続く、“3度目の恥”となっていたことを主張した。
またレテギやポリターノ、フェデリコ・ディマルコら主力メンバーをベンチスタートとしたことについて「ガットゥーゾはかなり変えたが、おそらく変えすぎた」と大胆采配を批判。「いわゆる2軍がチャンスに値するような何らかの貢献をしてくれることを期待していたのだろうが、そうならなかった」と述べ、「(リッカルド)オルソリーニには失望した。(マッティア)ザッカーニは合格点に届かず、スカマッカも同様だった」と振り返った。
一方で20歳のピオ・エスポージトについて「もはやガットゥーゾの新生イタリアで確かな存在だ」と称えている。「20歳になって間もないが、ゴールミスからも立ち直れる適切なパーソナリティーがあることが確認できた。もはや不動のレテギと(モイズ)ケーンに次ぐ攻撃陣で3人目の選択肢だ」と太鼓判を押した。
なおガットゥーゾ率いるイタリアは、日本時間17日、W杯欧州予選最終節でノルウェーとの対戦に挑む。
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