DAZNによる移籍情報に特化した番組「ウィークリー・ロマーノ」の最新エピソードが8月29日に公開された。このコンテンツでは移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏をホストに起用し、マーケットの最新情報をまとめてお届けする。
今回のエピソードでは今夏の市場を騒がせているアレクサンデル・イサク(ニューカッスル)の現状が話題に上った。ロマーノ氏は移籍成立の可能性を50パーセントから51パーセントと見積もっていたが、状況が変わって「現在は55パーセントで、さらに高まる可能性もある」と明かした。
その背景にあるのはニューカッスルの動きだ。ロマーノ氏によると、シュトゥットガルトからドイツ代表FWニック・ヴォルテマーデの獲得が濃厚。「すでにチームメイトに別れを告げており、成立の可能性は99パーセント」と断言した。ヴォルテマーデは198cmの長身を誇るセンターフォワードで、昨シーズンはブンデスリーガ28試合で12ゴールを決めた。23歳と若く、移籍金は総額約8500万ユーロにもなるという。
リヴァプールは長くイサク獲得に動いており、選手も移籍を望んでいる状況。ニューカッスルは代替となる選手を確保するまで、移籍を容認しない姿勢を示していた。代役を手に入れた今、「リヴァプール移籍の扉が開かれつつある」とロマーノ氏。「リヴァプールは7月から(移籍金を支払う)準備ができており、ニューカッスルから連絡が届き次第すぐにメディカルチェック、調印と進むだろう」と語った。
今回の「ウィークリー・ロマーノ -移籍情報特化番組-」では、そのほかにクリストファー・エンクンク(チェルシー)やマヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)、シャビ・シモンズ(ライプツィヒ)の現状を語っている。