ジローナのデルフィ・ヘリ会長が、MFアレイクス・ガルシアのバルセロナ移籍報道について語った。
バルセロナはこの冬の移籍市場でのA・ガルシア獲得を目指し、関係者と接触し始めていることが報じられる。
ヘリ会長はスペイン『カタルーニャ・ラディオ』とのインタビューで、この報道について言及。バルセロナが同選手の獲得を実際に望んでいるとしてもクラブ間交渉での合意はあり得ず、彼らから契約解除金2000万ユーロが支払われない限りは断固として放出を認めない方針を明確にしている。
「私たちはこのクラブに所属する全選手に愛情を感じている。移籍市場で色々なことが話題になるのは理解できるが、しかし選手が去るための条件として存在するのは、契約解除金だけだ」
「アレイクスは私たちのプロジェクトと、今シーズンを戦い抜くことだけに集中している。彼はここで満足しているし、私たちと歩み続けるはずだ。何か新しいことがない限りはね」
「バルサがアレイクスのことを求めているどうか、私は関知していない。しかしアレイクスは私たちの選手であり、今現在それ以上の事実は存在しないんだ」
なおスペイン『マルカ』によれば、バルセロナはジローナが契約解除金の支払い以外でA・ガルシアを放出する考えがないことを理解しており、現在2000万ユーロの工面と人件費のやり繰りに苦心している模様。今なお財政難に喘ぐ同クラブは、A・ガルシア獲得について「難しいと見ているが、しかし否定もしていない」状況のことだ。
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