現役最年少世界王者のジェシー・ロドリゲスが、世界戦が多く組まれた日曜日のイベントのメインを飾る。ロドリゲスにとって初めてとなるWBC王座防衛戦の相手は、2度WBC王者経験のあるベテランファイター、シーサケット・ソー・ルンヴィサイだ。テキサス州サン・アントニオにあるテックポート・アリーナで行われるこの一戦は、DAZNから独占生中継される(タイとウズベキスタンを除く)。
この試合の他にも3つの世界戦が組まれている。フリオ・セサル・マルティネスはマックウィリアムス・アローヨとWBCフライ級王座を賭け2度目の対戦を行う。IBF,WBA(スーパー)スーパーバンタム級王者のムロジョン・アクマダリエフは、ロニー・リオスを相手に防衛戦を行う。女子ウェルター級アンディスピューテッド王者のジェシカ・マッキャスキルは、自身の持つ全てのベルトを賭けアルマ・イバーラと対戦する。
ルンヴィサイは2月に空位のWBC王座をかけてカルロス・クアドラスと対戦することになっていたが、本番の1週間前に病気にかかり欠場を余儀なくされた。そこでアンダーカードに登場予定であったロドリゲスがメインイベントを戦うことに。チャンスを活かした22歳はクアドラスを判定で下し、キャリア初のメジャー団体世界王者となった。今回は世界王者として初めての母国凱旋試合となる。
「ルンヴィサイのようなファイターと戦うことで、僕は新たな世界に行けるだろう」ロドリゲスは最近、プレスリリースでこのように語っていた。
「彼は偉大なファイターだが、今は僕の時代だ。このスポーツではリスクを払わなければいけない。特別なファイターならやっていることだ。短いインターバルで世界戦を戦うなんてリスキーだと言われてきたが、今度はルンヴィサイのようなファイターと戦うなんてリスキーだと言われている。けれど、これが僕の望んでいることなんだ。引退した後にもファンに覚えていてもらうためには、こういう戦いが必要なんだ」
「僕と兄(※現WBAスーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ)はサン・アントニオに戻ってビッグマッチをやるんだと常に言ってきた。今回がその始まりだ。僕たちはこの町の出身であることを誇りに思っているし、町の人からも愛情をもらっている。だから今回は特別な夜になるはずだ」
対するルンヴィサイがアメリカで試合を行うのは、2019年4月にファン・フランシスコ・エストラーダに敗れWBCのベルトを手放して以来のことだ。ここ3試合は母国タイで行っている。今回、ルンヴィサイは3度目のWBC王者になるためにアメリカに戻ってくる。
「WBC世界タイトルを争う機会をもらえて、とても嬉しく思う」とルンヴィサイ。
「WBC世界タイトルを獲るためにベストの状態に持って行く。そしてタイで初めて、3度目のWBC王座戴冠を果たすんだ」
このイベントは日本時間6月26日(日)午前9時より行われる。アンダーカードの進行次第だが、メインイベントを戦う二人の入場は午後0時頃の予定となっている。
このイベントはDAZNから全世界200以上の国と地域で生中継される(タイとウズベキスタンを除く)。
このイベントはテキサス州サン・アントニオにあるテックポート・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 6月26日(日) 9:00 | ロドリゲス vs.ルンヴィサイ | WBC世界スーパーフライ級王座戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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