王者として臨んだEURO2024でスイスに敗れてベスト16止まりとなり、再起をかけてUEFAネーションズリーグに挑んでいるルチアーノ・スパレッティ率いるイタリア。ここまでフランスやベルギー、イスラエルと同居するグループにおいて、3勝1分の成績で10ポイントを獲得して2位フランスを1ポイントリードし、単独首位につけている。
アッズーリはこれから、敵地においてベルギー戦(日本時間11月15日4:45)、ホームにおいてフランス戦(同11月18日4:45)を迎えるが、イタリアサッカー連盟(FIGC)が8日、2連戦へ臨む23人の招集リストを公式サイト上で発表した。
先月の代表戦では、父にパオロ・マルディーニ氏、祖父にチェーザレ・マルディーニ氏を持つ22歳のFWダニエル・マルディーニ(モンツァ)がイタリア代表史上初となる親子3代での代表デビューを果たして話題となった。
スパレッティは今回、19歳DFピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ)、21歳DFニコロ・サヴォーナ(ユヴェントス)、22歳MFニコロ・ロヴェッラ(ラツィオ)ら若手3選手を初招集。また鼻の手術やフィジカルトラブルで代表から離れていたMFニコロ・バレッラ(インテル)が、昨年のEURO以来となる復帰を果たした。
一方、前回の招集メンバーからは、GKミケーレ・ディ・グレゴーリオ(ユヴェントス)やDFラウル・ベッラノーヴァ(アタランタ)、MFニコロ・ザニオーロ(アタランタ)、FWロレンツォ・ルッカ(ウディネーゼ)らが落選。DFリッカルド・カラフィオーリ(アーセナル)も、ケガのために招集外となった。
アッズーリのメンバーは、現地時間の10日にフィレンツェのコヴェルチャーノにある代表施設に集合し、ブリュッセルで行われるベルギー戦に向けて準備を行う。イタリアは、この2連戦で少なくとも1ポイントを獲得できれば、ファイナルステージ進出が決定する。
イタリア代表メンバー23選手は以下の通り。
(C)Getty images
GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)
アレックス・メレット(ナポリ)
グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)
DF
アレッサンドロ・バストーニ(インテル)
アレッサンドロ・ブオンジョルノ(ナポリ)
アンドレア・カンビアーゾ(ユヴェントス)
ピエトロ・コムッツォ(フィオレンティーナ)
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ)
フェデリコ・ディマルコ(インテル)
フェデリコ・ガッティ(ユヴェントス)
カレブ・オコリ(レスター)
ニコロ・サヴォーナ(ユヴェントス)
デスティニー・ウドジェ(トッテナム)
MF
ニコロ・バレッラ(インテル)
ダヴィデ・フラッテージ(インテル)
ニコロ・ピジッリ(ローマ)
サムエレ・リッチ(トリノ)
ニコロ・ロヴェッラ(ラツィオ)
サンドロ・トナーリ(ニューカッスル)
FW
モイス・キーン(フィオレンティーナ)
ダニエル・マルディーニ(モンツァ)
ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ)
マテオ・レテギ(アタランタ)
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