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【注目選手】デンマークが生んだ新たな至宝、クリスティアン・エリクセン | インテル | セリエA

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2020-10-21-Christian Dannemann Eriksen-Internazionale (C)Getty Images

ミカエル・ラウドルップら数々のスター選手を輩出しているデンマーク。そんな北欧の強豪国が生んだ新たなスターが、インテルMFクリスティアン・エリクセンだ。

母国でキャリアをスタートさせたエリクセンは、2008年にU-17のデンマークの最優秀プレーヤーに輝き、全世界が注目する若手選手として名を馳せるようになる。チェルシーやミラン、バルセロナなど数多くのビッグクラブの練習に招待された彼だが、「次のステップに選ぶには単にレベルが高すぎた」としてオファーを拒絶。そして、育成に長けるオランダのアヤックスを選択した。当時アヤックスでは、若手選手は契約前にテストを受けることが義務付けられていたが、エリクセンは“特例”として唯一免除された選手である。

ユースチームで2年を過ごした後、2010年に17歳でトップチームデビュー。当時の指揮官マルティン・ヨルは「たった17歳だったけど、先発で使わなきゃダメだと思うほど素晴らしい選手だった。初先発を伝えたら、まっすぐ私を見て『大丈夫。やれます』と答えた。あのくらいの年の子にしては、恐ろしいくらい冷静だったよ」と振り返っている。

2010-11シーズンは完全に主力選手の1人に成長すると、オランダでの通算163試合で32ゴール65アシストと驚異的な活躍を披露。期待に違わぬパフォーマンスで、エールディビジ3連覇など多くのタイトルを獲得した。そして2013年、またも激しい獲得レースが勃発する中、トッテナムへと移籍することとなる。

恐ろしいほど冷静な男は、世界トップクラスが集まるプレミアリーグの舞台でもまったく怯むことなく、初年度からリーグ屈指の選手としての評価を高めていく。2014-15シーズンからスタートしたマウリシオ・ポチェッティーノ体制では、中盤の絶対的な存在として君臨。シーズン二桁アシストは当たり前となり、2018-19シーズンはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ決勝進出の立役者となった。翌シーズンに成績不振によってポチェッティーノ監督は解任されるが、エリクセンがケガや契約の問題で満足いく活躍ができなかったことが原因とも言われるほどである。

トッテナムで6年半を過ごした後、本人は新たな挑戦を望み、2020年1月にインテル移籍を決断。シーズン中断によって出場試合数はまだ少ないものの、そのプレーに陰りが見えることはない。今や北欧を代表する最大のスター選手にまで成長したエリクセン。ピッチ上を支配する彼のプレーは、世界中のサッカーファンの心を魅了している。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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プレースタイル

中盤に求められるすべての仕事をハイレベルでこなす万能司令塔。技術や運動量もさることながら、こと戦術眼に関しては世界最高クラスである。的確なポジションでパスを受け、的確なパスを散らし、的確なタイミングで前線に侵入し、決定的な仕事をこなす。またボールを持っていなくとも、自身の動きで相手守備を破壊することが可能。常に自分がどうすれば良いのかを熟知しており、相手を崩す様々な引出しを有している。

またキックも正確であり、ロングパスやフリーキックの精度も世界屈指。両足での強烈なミドルシュートも武器の1つ。対峙する相手は何を警戒すればよいのか、難しい判断を絶えず迫られる。守備貢献も大きく、中盤選手としては世界5本の指に入ると言っても過言ではないだろう。

動画:プレー&ゴール集

プロフィール・経歴

クリスティアン・エリクセン/Christian Eriksen
1992年2月14日生まれ 182cm 利き足:右

シーズン 所属クラブ 出場・得点
2009-10 アヤックス 15試合・0得点
2010-11 アヤックス 28試合・6得点
2011-12 アヤックス 33試合・7得点
2012-13 アヤックス 33試合・10得点
2013-14 アヤックス 4試合・2得点
2013-14 トッテナム 25試合・7得点
2014-15 トッテナム 38試合・10得点
2015-16 トッテナム 35試合・6得点
2016-17 トッテナム 36試合・8得点
2017-18 トッテナム 37試合・10得点
2018-19 トッテナム 35試合・8得点
2019-20 トッテナム 20試合・2得点
2019-20 インテル 17試合・1得点
2020-21 インテル 10試合・0得点

※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)

日程結果・順位表

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