シュトゥットガルトとウニオン・ベルリンによる1部所属チーム同士の激突。とはいえ、リーグ戦9試合消化時点でシュトゥットガルトは3位、ウニオンは15位とその状況は対照的だ。日本代表DF伊藤洋輝を主軸に据えるシュトゥットガルトはこの勢いをDFBポカールにも持ち込みたいところだが、互いに大きく選手を入れ替えて臨むことも予想される。その反面、原口元気にチャンスが巡ってくる可能性もあり、常に逆境を力に変えてきたベテランMFが序列を向上させるようなパフォーマンスを発揮できるかどうかにも注目だ。
直近の公式戦5試合2勝3敗と好不調の波が目立っているフライブルクだが、2部リーグでも失点が目立って12位に沈んでいるパーダーボルンとの力の差は明らか。ミッドウィークの一戦にリーグ戦でも徐々に存在感を取り戻している堂安律が起用されるかは定かではないが、もし投入されたとすれば、持ち前の積極的な姿勢は大いに影響を与えそうだ。昨季と比較してリーグ戦では調子を落としている感も否めないだけに、フライブルクとしては目に見える結果を手にして弾みをつけていきたい。
2020-21シーズンに地域リーグからブンデスリーガに参入し、今年も3部リーグを戦っているザールブリュッケン。バイエルンとしては戦力差の如実な相手との対戦であり、下馬評は大きく傾いているが、だからこそ普段起用しない選手にチャンスが与えられる可能性も。特に19歳MF福井太智は1回戦のプロイセン・ミュンスター戦で途中出場からトップチームデビューを果たしており、2回戦でも起用されることは十分に考えられる。本格的にトップチームの戦力となるまでは長い道のりが待ち構えているが、数少ないチャンスでインパクトを残すことはできるのだろうか。
●2023-2024 DFBポカール | 放送予定・試合日程・順位結果
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