2023-24シーズンのセリエA第37節が日本時間18日から21日に開催。今節の注目試合を紹介する。
今節含めて残り2試合となっているセリエAだが、ミランはすでに2位でのフィニッシュが確定。優勝は逃したもののUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を手にしている。一方のトリノは、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)出場権が得られる8位フィオレンティーナ(1試合未消化)との勝ち点差が「3」。何としても勝利を引き寄せ、欧州カップ戦出場の望みをつなぎたい状況だ。対するミランとしては今季限りでの退団を発表した大ベテラン、オリヴィエ・ジルーが得点ランキング4位タイの14得点を記録しており、どこまで数字を伸ばせるかに注目が集まる。
今季のスクデットを獲得したインテルが、7位ラツィオをホームに迎えた一戦。ラツィオとUCL出場ラインの5位アタランタとの勝ち点差は「4」となっており、ここで粘りを見せられるかが未来を分けそうだ。去就不透明ながら直近のリーグ戦7試合連続で先発出場中の鎌田大地がさらなるインパクトを残すためにも、この大一番で結果に直結するプレーを披露することが期待される。
勝ち点67で並ぶ3位ボローニャと4位ユヴェントスはともにUCLに出場できる5位以上を確定させている。ユヴェントスからすれが、欧州復帰の来季に向けて少しでも良い状態で今季を終えたいところか。負けはしていないものの5試合連続ドロー中のユヴェントスにとって、必要になるのは攻撃面の改善だ。得点ランキング2位につけるドゥシャン・ヴラホヴィッチは、4試合ぶりの得点を記録することはできるのだろうか。
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